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[画像: 杉戸洋「the day going back home」(1996) ©Hiroshi Sugito]

開館15周年記念展「生命の樹」

ヴァンジ彫刻庭園美術館
終了しました

アーティスト

小林孝亘、佐々木愛、杉戸洋、スズキコージ、村瀬恭子
ヴァンジ彫刻庭園美術館は、このたび開館15周年を記念し、所蔵作品を中心に、現代においても人間を魅了し続ける樹木について考える「生命の樹」展を開催いたします。
古来より、樹木のイメージは旧約聖書の「生命の樹」や「知恵の樹」に始まり、さまざまな時代、文化に描かれてきました。現代においては画家や彫刻家のみならず、写真家も樹木と向き合い、対話を重ねてきました。写真家の宮崎学は、長野県伊那谷の寒村に立つ一本の柿の木と出会い、約2年間、丘の上の柿の木をめぐる四季と時代とともに移りゆく風景を記録します。本橋成一は、西アフリカ・セネガルの村でバオバブとともに生きる人々の暮らしを写真と映画に記録し、バオバブの幹の表面に刻まれたしるしを解読しようと試みます。現代日本における彫刻を追究し続けてきた戸谷成雄は、現代に失われた森を発掘していくように木々にチェーンソーを入れ、同じく木を素材とする彫刻家・棚田康司は、木と出会い、木に命を見出すように少年少女の姿を彫り出します。そして多くの画家たちは、夢の中に現れるような樹木を巨大なキャンバスに描いており、本展覧会では、現代においても繰り返し描かれている樹をテーマとした絵画を一堂にご覧いただきます。15名の作家たちが表現した樹木との対話を通して浮かび上がってくる現代人の姿、「いのち」のかたちをご体感ください。

[参加作家]
Rosilene Luduvico、小林孝亘、佐々木愛、杉戸洋、スズキコージ、村瀬恭子、持塚三樹、華雪、大矢真梨子、宮崎学、本橋成一、イケムラレイコ、棚田康司、戸谷成雄、Giuliano Vangi

スケジュール

2017年4月22日(土)〜2018年3月4日(日)

開館情報

時間
10:0018:00
9・10月は17:00まで
11〜1月は16:30まで
休館日
水曜日
水曜日が祝日の場合は水曜日開館し翌日休館
年末年始休館
備考
11~1月は16:30まで、2~3月は17:00まで
入場料4月~10月: 一般 1200円、大学生・高校生 800円、中学生・小学生 無料/11月~3月: 一般 1000円、大学生・高校生 500円、中学生・小学生 無料
展覧会URLhttps://www.clematis-no-oka.co.jp/vangi-museum/exhibitions/851/
会場ヴァンジ彫刻庭園美術館
http://www.vangi-museum.jp/
住所〒411-0931 静岡県駿東郡長泉町東野クレマチスの丘347-1
アクセスJR東海道線三島駅北口より無料シャトルバス25分
電話番号055-989-8787
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