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泰祥洲「天体則」

東京画廊+BTAP
終了しました

アーティスト

泰祥洲
アーティストにとって日本での初めての個展となる本展では、水墨画およそ20点で構成されるシリーズ「天象」を展示いたします。「天象」は、宇宙の混沌とした誕生における物質の形態を表現しています。隕石は宇宙の最も基本的な物質であり、おおよそ永遠不朽の存在を象徴するものです。ひとつひとつの隕石がエネルギーを持った物体であり、そこには、宇宙の起源に関する情報が秘められています。泰祥洲は天文学と宇宙に強い関心を持ち続けており、博士課程の研究テーマとして、天文学と人間の生命との密接な関係を選びました。それはのちに、『仰観垂象(宇宙の原理を仰ぎ見る)』と題した書籍にまとめられ、泰の創作を支える重要な理論的枠組みとなっています。泰は以下のように述べています。「伝統的な山水画を今日の趣向に合わせるためには、現代社会での経験から出発し、活き活きとした芸術精神を探し出して、伝統的な素材・技法・メディアを、現代的な時空経験とともに研究しなければならない。端的に言えば、単に伝統芸術を継承するだけでなく、芸術の伝統そのものを継承しなければならない。」泰の作品においては、隕石が天と地の間で爆発し、原始的な宇宙の力を満たしています。しかしそれはただ険しいだけのものではなく、時間と空間が画面の中で無限に拡大しているのです。

スケジュール

2017年7月1日(土)〜2017年8月10日(木)

開館情報

時間
12:0018:00
休館日
月曜日、日曜日、祝日
入場料無料
展覧会URLhttp://www.tokyo-gallery.com/exhibitions/intokyo/post-394.html
会場東京画廊+BTAP
http://www.tokyo-gallery.com/
住所〒104-0061 東京都中央区銀座8-10-5 7F
アクセスJR新橋駅銀座口より徒歩4分、東京メトロ銀座線・日比谷線・丸ノ内線銀座駅A3出口より徒歩5分、都営地下鉄大江戸線・ゆりかもめ汐留駅5番出口より徒歩5分
電話番号03-3571-1808
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