酒航太 + カール・リント「STILL QUIET」

Goya Curtain

poster for 酒航太 + カール・リント「STILL QUIET」

このイベントは終了しました。

今回のコラボレーションは、二人のアーティストがもつ類似した世界観をもとに行われます。一人は、上野動物園の檻の中にいる動物の視点をカメラのレンズ越しから。もう一人は、耳を通じて — 聞くことによって広がりをみせる概念や私たちの日常に溢れるものを集めることによって。ひとりからふたりへ、目から耳へ繋がっていきます。これは、真実を明らかにする行為ではなく、私たちの周りにあるものにじっくりふれあい、味わうことを提案しています。視点、焦点、そしてスピードのシフトです。
東京・新井薬師のギャラリー「スタジオ35 分」の設立者でありオーナーの酒航太氏は「動物」シリーズを公開します。本作「動物」は、酒氏が上野動物園に足繁く通い、子供やカップル、老人たちに混じって、見世物として囚われの身となったたくさんの動物たちをとらえた作品です。柵、檻、あるいは強化ガラス。その隔たりだけを頼りに結ばれていたはずの、見る/見られている、笑う/笑われている、 癒す/癒されているという関係。これらの写真によって、その関係性は逆になり、見る者は沈黙する動物の視点を垣間見ることになります。動物が私たちを鑑賞するという不穏な状況がつくりだされると、自然界との関係性について考えずにはいられなくなってしまう。カール・リンド氏は、スウェーデンのモルモを拠点に活動するアーティストであり、「Signal – Center for contemporary art」というキュレーター・コレクティブの一員です。リンド氏は、聞くことによって生じる幅広い構想をもとに、小冊子、アート・ブック、オブジェの収集、音響作品などを制作し、パフォーマンも行っています。今回の企画では、酒氏の動物の写真と共に、リンド氏が見つけたオブジェなどが展示されます。従来の発想を越えるこれらの造形は、聞くことの大切さをほのめかし、何も言わないが、注意を引きつけます。

メディア

スケジュール

2017年04月27日 13:00 ~ 2017年04月30日 19:00
開館時間 13:00〜19:00

アーティスト

酒航太カール・リント

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