「絵本はここからはじまった − ウォルター・クレインの本の仕事 - 」

千葉市美術館

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[画像: ウォルター・クレイン『美女と野獣』1874年 個人蔵]

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ウォルター・クレイン(Walter Crane 1845-1915)は、19世紀後半にイギリスで活躍し、現代の絵本の基礎を築いた重要な画家の一人であり、また、ウィリアム・モリスとともにアーツ・アンド・クラフツウォルター・クレイン運動を推進したデザイナーとしても知られています。
木口木版の工房に入りデッサンの基礎を学んだ後、多色刷木口木版の技術を開発した彫版師・刷師のエドマンド・エヴァンズに才能を見いだされ、二人は1865年に全ページカラー刷りのトイ・ブック(簡易なつくりの絵本)を生み出します。その後、彼らが次々と世に送り出した絵本は高い評価を得て、クレインは子どもの本の画家として一躍有名になります。見開きページ全体の調和を重視したクレインは、絵本そのものの設計に目を向けた最初の画家・デザイナーといえるでしょう。一方で、当時の日本の浮世絵から学んだことも指摘されています。
1877年以降、クレインはトイ・ブックの仕事から離れますが、生涯にわたって挿絵の分野で数々の傑作を生み出します。その一方で、壁紙、テキスタイル、室内装飾などのデザイナーとして、教育者、画家、熱心な社会主義者として多方面で活躍しました。
本展は、本の仕事を中心にクレインの芸術を本格的に紹介する日本で初めての展覧会であり、ほぼすべての絵本と主要な挿絵本を網羅する約140点を展観します。またクレインとともに絵本の黄金時代を築いた画家ケイト・グリーナウェイとランドルフ・コールデコットの作品約40点もあわせてご覧いただきます。

[関連イベント]
市民美術講座「ウォルター・クレイン入門」
4月22日(土) 14:00~(13:30開場予定)
講師: 山根佳奈(当館学芸員)
会場: 11階講堂
参加費: 無料
定員: 150名(先着順) 

講演会「ウォルター・クレインの絵本 - ヴィクトリア時代に現代の絵本の源流をたどる - 」
日時: 5月5日(金・祝) 14:00~(13:30開場予定)
登壇者: 正置友子(絵本学研究所主宰)
会場: 11階講堂
参加費: 無料
定員: 150名(先着順、当日12:00より11階にて整理券配布)

ワークショップ「花の庭~美術館で妖精をみつけよう~」(事前申込制) ※申込締切 4月19日(水)必着
春の庭に種をまいたらどんなお花が咲くかな。そのお花にはどんな妖精が隠れていそう?想像を膨らませながら、色と形で遊びます。
日時: 4月29日(土・祝) 13:30~15:30
場所: 11階講堂
定員: 15名
対象: 小学生(1年生~6年生)
参加費: 300円

※関連イベントついては公式ホームページをご確認ください

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スケジュール

2017年04月05日 ~ 2017年05月28日
5月1日は休館。金曜日と土曜日は20:00まで開館

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