橋口譲二 「Individual - 日本と日本人」

写大ギャラリー

poster for 橋口譲二 「Individual - 日本と日本人」
[画像: 橋口譲二「十七歳の地図」より 1987-88年]

26日後終了

橋口譲二は、主に人物撮影を主体としており、1981年に新宿歌舞伎町や原宿にたむろする若者を撮影した「視線」で第18回太陽賞を受賞します。
橋口譲二の仕事には大きく分けて二つの世界があります。写真集「BERLIN」や「Hof - ベルリンの記憶」、「動物園」などに代表される、異なる宗教や政治体制の都市の人々の暮らしを表現した作品と、今回展示する、日本の様々な場所で生きる市井の人々を撮った日本人シリーズです。1987年3月橋口譲二は、日本人をテーマとした撮影をスタートさせます。日本全国の17歳を撮影した「十七歳の地図」で、正面から人物を捉え、定型質問のインタビューを重ねるスタイルを構築します。この作品形式によって、驚く程の個の多様性を浮かび上がらせることに成功しました。その後も日本全国で、父親を捉えた「Father」、様々な2人を捉えた「Couple」職業別にベテランと新人を対比で捉えた「職 1991~1995WORK」、明治、大正生まれの人を捉えた「夢」など、“日本人シリーズ”を発表していきます。人物を正面から背景とともに捉える撮影スタイルは、"日本人シリーズ"以降、国内外の写真家たちに継承されていきます。橋口譲二の写真には、写された人物が予測しなかったリアリティーが抽出され、見る者に圧倒的なイマジネーションを抱かせると同時に普遍的な多様性を伝えています。
本展では橋口譲二の代表作とも言える「十七歳の地図」「Father」「Couple」「職 1991~1995WORK」「夢」から代表作を選び展示します。日本人と日本を捉えた5テーマを、並列に展示する初めての試みです。経済成長を続け、やがてバブル経済に突入する1980年代後半から、絶頂期を越え急速に崩壊する経済に翻弄された日本人と、その背後に写し出された日本を2017年の現代が改めて見ることは、写真の持つリアリティーと記録性を再認識させるものとなります。

[関連イベント]
トークイベント
日時: 11月11日(土) 16:30~17:30
登壇者: 橋口譲二氏、小林美香氏(東京工芸大学非常勤講師/東京国立近代美術館客員研究員)
会場: 東京工芸大学 写大ギャラリー
※入場無料・申込不要

メディア

スケジュール

2017年11月06日 ~ 2017年12月20日

アーティスト

橋口譲二

ホームページ

http://www.shadai.t-kougei.ac.jp/ (アートスペースのウェブサイト)

入場料

無料

アートスペースの開館時間

10:00から20:00まで
イベントにより異なる

アクセス

〒164‐8678 東京都中野区本町2-4-7 / 東京工芸大学中野キャンパス内
電話: 03-3372-1321 ファックス: 03-3372-1330

東京メトロ丸の内線・都営地下鉄大江戸線中野坂上駅下車より徒歩7分

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