終了した展覧会・イベントです
[画像: 狩野芳崖《悲母観音》明治21年 東京藝術大学蔵]

「狩野芳崖と四天王 - 近代日本画、もうひとつの水脈 - 」展

山梨県立美術館
終了しました

アーティスト

狩野芳崖
近代日本画の黎明期を代表する画家、狩野芳崖 (1828~1888)。畢生の大作「悲母観音」は、近代日本画の原点と称えられ、記念碑的作品として日本美術史に燦然と輝きます。その芳崖に師事した最後の弟子、岡倉秋水 (1869~1950)、岡不崩 (1869~1940)、高屋肖哲 (1866~1945)、本多天城 (1867~1946)は、次代の画壇を担う「四天王」として嘱望されました。しかし、芳崖が東京美術学校(現、東京藝術大学)の開校直前に没し、画壇が岡倉天心に牽引された横山大観、菱田春草ら、後に日本美術院で活躍する気鋭の画家たちで占められると、彼らは中央画壇から遠ざかり、今では忘れ去られた存在となってしまいました。本展は、彼ら四天王に光を当てた初めての展覧会です。知られざる画業を新出作品や初紹介資料等を通じて多角的に辿るとともに、芳崖をはじめ、橋本雅邦ら近代日本画の基礎を築いた画家たちの代表作、さらには近代日本画の未来を切り開いていった大観、春草らの作品もあわせて約90点を展観します。(※会期中、大幅な展示替えをします。前期:11月3日~11月26日 / 後期:11月28日~12月17日)

[関連イベント]
1. 記念シンポジウム「なぜ今、芳崖四天王を評価するのか」
日時: 12月9日(土)13:30~
出演: 佐藤道信氏 (東京藝術大学教授)、古田亮氏 (東京藝術大学大学美術館准教授)、野地耕一郎氏 (泉屋博古館分館館長)、椎野晃史氏 (福井県立美術館学芸員)
場所: 講堂
参加費: 無料
申し込み: 不要

2. こども美術館「“にほん”がへんしん!“にほんが”へ~んしん!」
日時: 11月23日(木・祝) 10:00~11:30、13:30~15:00
場所: ワークショップ室
対象: 小学生 (1~3年生は保護者同伴)
定員: 各回20名 (保護者含む)
参加費: 無料
申し込み: 必要
※お申し込み方法は公式ホームページからご確認ください。

スケジュール

2017年11月3日(金)〜2017年12月17日(日)

開館情報

時間
9:0017:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
祝日は開館し翌日休館(翌日が日曜日の場合はその日曜日も開館)
年末年始休館
備考
11月20日は開館
入場料一般 1000円、大学生 500円、高校生以下無料
展覧会URLhttp://www.art-museum.pref.yamanashi.jp/exhibition/
会場山梨県立美術館
http://www.art-museum.pref.yamanashi.jp/
住所〒400-0065 山梨県甲府市貢川1-4-27
アクセスJR中央線甲府駅南口より「(御勅使・竜王駅経由)敷島営業所」「(大草経由)韮崎駅」「貢川団地」行きバス15分「山梨県立美術館」前下車すぐ
電話番号055-228-3322
関連画像

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