ガーダー・アイダ・アイナーソン 「Studies and Further Studies in a Dying Culture」 

ラットホール・ギャラリー

poster for ガーダー・アイダ・アイナーソン 「Studies and Further Studies in a Dying Culture」 
[画像: Gardar Eide Einarsson「Tales Of A Terror Cult」 Acrylic, gesso and graphite on canvas 220 x 180 cm (87 x 71 inches), 2017 Courtesy of the artist, Team Gallery, New York and Rat Hole Gallery, Tokyo]

40日後終了

アイナーソンは、権力関係に忍び込む恐怖やパラノイア(偏執・妄想)に加え、社会・政治・経済の構造における権力とそれに対する抵抗に、強い関心を注いでいます。彼の作品では、政治から犯罪まで多種多様な社会事象のイメージや情報が、アプロプリエーション(剽窃)・アッサンブラージュ・抽象化といった手法を経ることで、本来の文脈 や意味が剥ぎ取られ、様々なレイヤーの折り重なった、しばしば権力への抵抗を示すものへと作り変えられています。 本展の作品に描かれている図像はそれぞれ、書物の装幀や DVD のパッケージデザイン、 政治的なノベルティなどから引用されたものであり、どの作品にも共通して現れているのは、作品タイトルが含み持つ意味と、作品のフラットな表面がもたらす空虚さとの落差です。意味内容や「絵画らしさ」は後退し、見る者は常にそのフラットな画面にどこか「遠さ」を感じることでしょう。しかしながら、彼のペインティング作品の核心は必ずしも、四辺に囲まれたカンヴァスの中だけにあるわけではなく、タイトルの着想元であるソースマテリアルもまた重要な 役割を担っています。意味伝達という機能が取り払われた彼の作品は、代わって、絵画の表面を見ることからだけでは完全には読み取れない、どこか他の場所に存在する言説空間への戸口として機能し始めます。ミニマリズム絵画や構成主義絵画にも通底する、徹底したモノクロームの使用をはじめ、アイナーソンのペインティング作品は、色あるいは情報量に抑制をきかせるなど、制作にあたって厳格な枠組みが採用されています。そうすることで彼は、制作時のアクシデントや偶然を絵画の問題へと引き上げ、絵画にしかなしえない「空間」を出現させています。

メディア

スケジュール

2017年09月08日 ~ 2017年11月26日
月曜日は休館

オープニングパーティー 2017年09月08日18:00 から 20:00 まで

入場料

無料

アートスペースの開館時間

12:00から20:00まで
月曜休館

アクセス

〒107-0062 東京都港区南青山5-5-3 B1F
電話: 03-6419-3581 ファックス: 03-6419-3583

東京メトロ銀座線・半蔵門線・千代田線表参道駅A5出口より徒歩5分

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このイベントに行かれる際には、東京アートビートで見たとお伝えいただければ幸いです。

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