「しめかざり -祈りと形-」展

武蔵野美術大学 美術館・図書館

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このたび当館では、本学卒業生でしめ飾りの研究をされている森須磨子氏から、269点のしめ飾りと関連資料をご寄贈いただきました。これらの殆どは森氏が全国各地を回って自ら収集されたもので、人々の祈りと暮らしの中で育まれてきた造形とデザインの多様性を見渡すことが可能となる貴重な資料群として位置づけることができます。本展では、日本各地で稲藁を用いて伝統的な手法により作られたしめ飾りの姿をご覧いただきたいと思います。中には伝承者の途絶えたものもあるのではないでしょうか。それぞれのしめ飾りの背景にある歴史や、しめ飾りに込められた作り手の気持ちを思いつつ、人々によって育まれてきた日本の伝統的デザインの面白さに目を向けていただければ幸いです。
しめ飾りは大きく牛蒡(ごぼう)ジメ、大根(だいこん)ジメ、前垂(まえだ)れ、玉飾(たまかざ)り、輪飾(わかざ)りの五つの傾向に分けることができます。本展ではご寄贈いただいたしめ飾りをそれらの傾向ごとに分類し、さらに宝船などの「縁起物」、鶴亀などの「生物」など特徴あるテーマで選んだ約100点を展示します。展示方法は、一部を除いてしめ縄部分の造形をよくご覧いただけるように、装飾を付さない状態での展示となります。稲藁は、新しいときにはしなやかさと強さを兼ね備えた扱いやすい素材ですが、劣化が早く虫害も多いため保存が難しいという難点があります。その稲藁で作られたしめ飾りは、最後は燃やされることで使命を全うするという消耗品的な側面を持つため、過去のものはほとんど残っていません。今回の展示はしめ飾りをより良い状態でまとめてご覧いただける貴重な機会になることでしょう。
会場: 武蔵野美術大学13号館2階 民俗資料室ギャラリー

[関連イベント]
1. 講演「しめかざり ~日本てくてく探訪記~」
日時: 2017年10月28日(土) 14:00~15:30
出演者: 森須磨子(森デザイン/しめかざり研究家)
会場: 武蔵野美術大学 美術館ホール
参加方法: 入場無料、先着順(予約不要)、直接会場へお越しください。

2. ワークショップ「藁でつくるストラップ -福を呼ぶ形- 」
日時: 2017年11月11日(土) 13:00~15:00
会場: 武蔵野美術大学 2号館202講義室 ※当日は、12:50までに2号館202講義室にお集まりください。
講師: 斎藤晴美(わら細工の会「円座」)
募集定員: 15名 ※中学生以上で初心者の方を対象とします。
参加費: 一般500円 本学学生は200円 ※参加費は事前の支払いになります。
備考: ズボン、汚れても良い服装でご参加ください。
※募集定員になり次第締め切ります。

※申し込み方法は公式ホームページをご確認下さい。

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スケジュール

2017年10月16日 ~ 2017年11月18日
開館時間: 10:00~17:00、日曜日・祝日は休館、 10月29日(日)は特別開館

アーティスト

森須磨子

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