poster for 絹谷幸太 展

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彫刻家 絹谷幸太氏は幼少期をイタリア・ローマとベネチアで過ごし、近年はドイツとブラジル留学を経験している。日本人としてのアイデンティティーを、他国の環境や習慣の中で確立することは、「いかに生きて行くか」を追求することだったのではないだろうか。幼少期にイタリアの広場で、噴水彫刻によじ登り、水面に映り込む景色を眺めるのが日課であった氏は、自然に対して畏敬の念を持ちつつ自然に学ぶことが人として、そして彫刻家としても次のステージへの足がかりとなると考えている。
「雲根(うんこん)過影(かえい)」(大地の石は宇宙の霊気を宿し、石と雲とが有機的に繋がり合う)と云う東洋哲学がある。絹谷氏の幼少期、無心に石の心に触れた感触と実体験を基に、従来の見るだけの彫刻鑑賞とは違った、登ったり、寝転がったり、匂いを嗅いだり、つまり五感のすべてを使って素材と対話ができる彫刻を“創知彫刻”と絹谷氏自身が名を付けた。この概念は、諸外国での生活体験が長い絹谷氏だからこそ感じ得た「日本の心」であった。自国の発展や慈愛の精神、そして世界平和など、安定や協調を表現した作品が多く、見る側にも「いかに生きるか」を 問いかけているかの様である。
会場: 紀尾井タワー 2階オフィスエントランス

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スケジュール

2017年07月21日 ~ 2017年09月21日
開館時間: 11:00〜20:00

アーティスト

絹谷幸太

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