田村一 「おばけの役割」

白白庵(旧neutron tokyo)

poster for 田村一 「おばけの役割」

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2011年の震災で、当時住んでいた益子の環境に大きく被害を受け、生まれ育った秋田の地に戻った田村。雪深く神聖な山の中の小屋で制作に没頭し、作品が出来上がればそれを携えて全国各地へと赴く生活。隠遁する哲学者の一面と、人懐こい少年のようなキャラクター。その二面性こそ彼の作品の魅力に繋がっています。日用の器の数々において、彼にしか出来ないと言わせる流麗でセクシーな造形と釉薬へのこだわりを発揮。まるで女性が作ったようなフォルムの中に男性的で野蛮なスパイスが施され、実用性も高いのです。そんな彼が造形的に強く執着し、時に用途を捨てても見せようとするモチーフが、今回の主役となりそうです。「おばけ」とは彼の作品に度々登場する骨のような手の持ち主であり、概念上の存在(気配)でもあります。おそらく彼が山小屋に籠っている際中、四季折々の環境の変化や自然の中にある動物の営みとともに、何か人智の及ばぬものの力や存在を、ごく当たり前のように感受し、共存してきたのでしょう。彼の作品に通底する「おばけ」たちへの畏怖と尊敬の念。それは自然、人間に対しても同様に向けられているのかもしれません。今回の個展では、青磁・白磁の作品を中心にオブジェから酒器・テーブルウェア各種の新作を一挙にお見せします。

メディア

スケジュール

2017年12月02日 ~ 2017年12月10日
開館時間: 11:00〜19:00、2017年12月7日(木)は休館

オープニングパーティー 2017年12月02日14:00 から 19:00 まで

アーティスト

田村一

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