「千宗屋キュレーション 茶の湯の美 -コレクション選-」

MOA美術館

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12世紀に中国より日本に伝えられ禅林に広まった喫茶の風習は、室町時代になると、中国より舶来した唐物を愛好する茶として権威者たちの間に流行しました。15世紀末には、珠光が草庵の侘び茶を唱え、その茶風は堺の豪商武野紹鴎により町衆らに浸透し、千利休によって大成されます。茶人らは、伝統を継承する一方、自己の美意識にかなった新しい道具を創造し、建築、造園、料理、生け花など幅広い分野に影響を与えながら総合芸術としての茶の湯を生み出し、日本を象徴する文化へと昇華してきました。
本展は、古美術から現代アートに至るまで造詣が深く、現代の茶の湯を追求する武者小路千家家元後嗣千宗屋氏をゲストキュレーターに迎え、MOA美術館の茶道具コレクションを厳選して取り合わせ、茶の湯の魅力に迫るものです。世界的に活躍する現代美術作家・杉本博司氏と建築家・榊田倫之氏が主宰する新素材研究所によって設計された日本の伝統的な素材を用いた展示ケースに、千宗屋氏によって茶室のしつらえのごとく繰り広げられる茶道具の美をお楽しみください。
今回の展観は、展示室のみならず「黄金の茶室」での特別陳列、茶の庭での点心と喫茶、ミュージアムショップの特選茶の湯グッズ、そして、千宗屋氏による講演会と茶席など、美術館全体を活用し茶の湯の世界を体感できるよう紹介します。この機会に是非ご鑑賞ください。

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スケジュール

2017年10月27日 ~ 2017年12月10日

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