狩野智宏 + 神代良明 展

東京画廊+BTAP

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[画像: 狩野智宏 <ピュシス> (2016) ガラス、石、砂、鉄、硫酸カルシウム 14×15×15cm]

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狩野智宏は本展では、これまでの制作技法を一新し、ガラスと煉瓦、鉄を組み合わせて鋳造した作品を発表致します。狩野の作品は常に自然を意識しています。例えば、土や石、砂などの自然界の素材を取り入れることで、ガラスが割れた状態を生み出し、その過程を自然の営みの一部と捉えます。
神代良明は電気炉でガラスを焼成するキルンワークという技法から、発泡ガラスの作品へと移りました。焼成中の時の流れを意識しつつ、「物質と熱と重力とで成っていく構造を見届けつつ在らしめたい」と、神代が述べるとおり、その作品は世界と自己との関わりの試みです。
「用の美」としての工芸的体験を持たない狩野と神代の共通点は、ガラスの素材の捉え方です。ガラスの液体性と熱による膨張と収縮の性質を、環境の中で見立てることによって、表現者は自身も環境で変化する物質であることに気づきます。二人のコンセプトの底には、近代以前の日本人の自然観が残っています。絵画・彫刻・工芸と分断された近代美術を超えて、素材との関わりを問うこと、これが二人の挑戦なのです。

メディア

スケジュール

2017年01月21日 ~ 2017年02月18日

アーティスト

狩野智宏神代良明

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