終了した展覧会・イベントです

「オオカミの眼 -The Iris of a Wolf」展

BLOCK HOUSE
終了しました

アーティスト

大小島真木、小笠原鳥類、川村元紀+山形一生、小石ちかさ
絵画やイラストとして描かれるオオカミには、青い眼を持つものがいる。ゲームや漫画、アニメなどで出会ってきた彼らの青い眼は、私たちにとって雪原あるいは荒野などで、遠吠えと共に想像するに難くない。しかしながら、生物学的に青い目の狼は存在しない。狼はどの国の、どの亜種もみな、金色の目を持つのみである。この国が政策として、人為的に絶滅させた最初の動物であるオオカミ。故に今や描かれるままに彼らの持つ青い眼は、オオカミそのものが不在のままでありながらも実感する視線、気配、そして目配せを表象している。私たちの世界に青い目の狼が居ないのであれば、その青い目の狼にとって、「居ない」とは何か。そうした成されない弱さそのものの中で、表現とはどのように表現であることが可能であろう。10組11名の作家がそれぞれに単独者として成そうとするこの群れは、展覧会として、その眼がいつから、なぜ青く描くようになったのかということを探るものではない。それは不在が持つ、いないはずのものから得る実感、あるいはアクチュアリティについて、作品から触れることを目的として企画される。その青は、私たちの見ている空や海映すものをうつすものとなる。
会場: B1F, 4F

スケジュール

2017年12月13日(水)〜2017年12月27日(水)

開館情報

休館日
イベントにより異なる
備考
開館時間: 13:00〜20:00、月曜日は休館
入場料無料
展覧会URLhttp://blockhouse.jp/index.php?itemid=191
会場BLOCK HOUSE
http://blockhouse.jp/
住所〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6-12-9
アクセス東京メトロ千代田線・副都心線明治神宮前駅7番出口より徒歩3分、JR山手線原宿駅東口より徒歩10分
電話番号03-6318-2003
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