中西夏之 展

スカイザバスハウス

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「〔この地表〕はまた水平膜面と呼べる程に揺れやすく破れやすい。私達はそこに位置している。」—中西夏之
2013年に発表された《着陸と着水ⅩⅣ 五浦海岸》(2013年)は、岡倉天心によりわずか4畳半の上に設計された六角堂(茨城県五浦海岸)を模し、同じ寸法の土台に6枚の真鍮板と矩形を構成したインスタレーション作品です。垂直に立ちはだかる絵画の正面性は、一方で不安な水平を強調しますが、中西は絶対的な水平面を生み出す儀式を、室町時代前期から続く茶の湯に見いだしています。仏堂と茶室を融合した簡素な造りで知られる六角堂は、太平洋の水平線を一望しながら茶椀に張った水平面を確認することができる瞑想の場でした。本作は、東日本大震災により流失した本堂に寄せて制作され、垂直に切り立つ薄い真鍮板と、砂や小鋼球体の反射によって、構成されています。
《着陸と着水ⅩⅣ五浦海岸》は、絵画と向き合う考察の中で生まれた作品です。昨年10月に逝去した中西夏之の仕事を振り返り、本展が本作品を契機に絵画について、絵画の成り立ちに関して考える機会となれば幸いです。
[関連イベント]
作家と交流の深かった哲学者の宇野邦一氏によるトーク
日時: 2017年9月15日(金)17:00〜
(定員50名、予約制)
※お申し込み方法は公式ホームページよりご確認下さい。

メディア

スケジュール

2017年09月15日 ~ 2017年10月28日
月曜日・日曜日・祝日は休館

オープニングパーティー 2017年09月15日18:00 から 20:00 まで

アーティスト

中西夏之

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