「新指定 重要文化財 野毛大塚古墳 - 世田谷の中期古墳 - 」展

東京国立博物館

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野毛大塚古墳は、東京都世田谷区の閑静な住宅街にあります。この古墳は、5世紀に築造された帆立貝の形をした古墳です。全長は82mもあり、東京都の古墳の中でも、有数の規模を誇ります。古墳の頂上には四つの埋葬施設があり、それぞれ第1~4主体部と呼ばれます。今から120年前の明治30年に、第2主体部である箱形石棺から、滑石製模造品や鉄製武器、装身具などが発見されました。滑石で作られた導水形の施設を再現した槽は、水を介した祭祀に関わるもので他に例がありません。また、下駄、坩、皿も珍しい例です。他にも、生産用具である斧や鎌を模したものや、刀子形は東日本で最大数の232点以上が見つかりました。これら第2主体部出土品の大半は当館で所蔵しています。このほか第1、3、4主体部出土品は、平成元~4年に発掘を行った世田谷区教育委員会が所蔵しています。昨年、この世田谷区所蔵品が重要文化財に指定されました。そして今年、第2主体部で発見された当館所蔵品が、東日本における古墳副葬品をみるうえで高い学術的価値をもつとして、新たに重要文化財に指定されることになりました。本特集では、第2主体部から発見された当館所蔵品の全貌がわかるよう展示いたします。これらの作品を通じ、古墳時代の祭祀から見えてくる人々の願いを感じていただければ幸いです。
[関連イベント]
講演会・講座: 月例講演会「古墳時代の石製宝器と儀器」
会場: 平成館 大講堂
日時: 2017年7月29日(土) 13:30~15:00 (開場は13:00、当日受付)

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スケジュール

2017年07月11日 ~ 2017年09月10日

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