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[画像: 寺崎百合子 「L'Opéra」(1992) 黒色鉛筆・紙 目黒区美術館蔵]

「目黒区美術館コレクション展 - 来しかた、行くさき + 特集展示 秋岡芳夫全集4 暮らしと家具」

目黒区美術館
終了しました

アーティスト

秋岡芳夫、山下新太郎、小川千甕、藤田嗣治、高崎剛
目黒区美術館は、開館以来、さまざまな視点で近現代美術を切り取り、展覧会としてまとめると同時に、近現代美術の流れとその特徴を理解するための体系的なコレクションを形成していくという基本方針のもと、特に日本人画家と欧米との関わりに焦点をあてた作品収集を行ってきました。作品収集の活動は、まだ美術館が開設準備室だった1981年にさかのぼりますが、開館後は毎年、「所蔵作品展」という形でコレクションをご紹介してきました。当館の作品収集は、基本方針に沿った購入だけでなく、開催した展覧会がきっかけとなることもあります。作家ご自身やご遺族、ご所蔵家の方々からのご厚意による寄贈等を受け、現在では、油彩を中心に、素描、版画、彫刻作品のほか、作家周辺資料なども所蔵しています。本展は、その中から、近年新たにコレクションに加わった作品を中心に紹介します。なかでも、明治末から昭和にかけて、洋画から南画まで自在に絵筆をふるった多才の画家・小川千甕(1882~1971)が、1913~14 年に遊学したヨーロッパ各国で描いた数多くのスケッチを小特集展示します。千甕のものを見つめるまなざしや制作に対する姿勢は、当館の姿と重なり合うところがあるのではないでしょうか。そのほか、滞欧米作品では、藤田嗣治《10人の子どもたち》(1924)や高崎剛≪軽業師 D≫(1928)、現代美術では村上友晴、寺崎百合子の作品などを紹介します。

「秋岡芳夫全集」は、2011年に開催した目黒ゆかりの工業デザイナー秋岡芳夫(1920-1997)の回顧展「DOMA 秋岡芳夫展」の後に立ち上げた、当館独自のシリーズ展示です。工業デザインから関係性のデザインまで、幅広い創造の足跡を遺した秋岡の、膨大な作品・資料群の中から、毎回テーマを一つ定めてご紹介しています。これまで「写真」「童画」「版画」などを取り上げてきました。今回は、秋岡芳夫の椅子などの家具に焦点をあて、暮らしとデザインをめぐる思索を探ります。

スケジュール

2017年2月11日(土)〜2017年3月19日(日)

開館情報

時間
10:0018:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
展示替期間・年末年始休館
入場料一般 600円、65歳以上・大学生・高校生 450円、中学生・小学生 無料
展覧会URLhttp://mmat.jp/exhibition/archives/%E7%9B%AE%E9%BB%92%E5%8C%BA%E7%BE%8E%E8%A1%93%E9%A4%A8%E3%82%B3%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E5%B1%95%EF%BC%8D%E6%9D%A5%E3%81%97%E3%81%8B%E3%81%9F%E8%A1%8C%E3%81%8F%E3%81%95%E3%81%8D
会場目黒区美術館
http://www.mmat.jp/
住所〒153-0063 東京都目黒区目黒2-4-36
アクセスJR山手線・東京メトロ南北線・都営三田線・東急目黒線目黒駅正面口より徒歩約10分、東京メトロ日比谷線・東急東横線中目黒駅東口より徒歩約20分
電話番号03-3714-1201
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