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「連続展示『東京モザイク(2)― 新生日本の貌』」

インターメディアテク
終了しました
1945年秋、廃墟と化した東京中心部では、復興という大きな課題が待っていた。個人宅から大規模の基礎インフラまで、あらゆるレベルで首都が再建されるなか、都民に未来の展望を与え、国内外から人を呼び寄せたのが「新しい東京」という漠然としたイメージである。1964年のオリンピック開催まで、僅か20年間で復興を成し遂げた東京は、国際的な近代都市としてそのイメージを世界にアピールした。しかし、新しい東京というイメージの構築過程を辿ると、それは決して単純なプロセスではなかった。戦後史の物語を構成するセンセーショナルな報道や象徴的な映像はさておき、一見些細なものに思えるような、当時の東京をめぐる一時的印刷物(エフェメラ類)を調査すると、実に複雑な東京像が浮かび上がる。地図、催し物のチラシ、観光案内、外国向けガイド、名所絵葉書、映画ブロマイド、新聞記事や写真ルポが構成する東京像とは、時には生々しく、時には理想化されたものであり、矛盾に満ちていた。ここでは、戦後東京の発足から1960年代前半の国際都市への発展まで、その多面的にして相反する首都像を検証し、「新生日本の貌」が形成されたプロセスを振り返る。
主催:東京大学総合研究博物館
研究助成:DNP文化振興財団

スケジュール

2017年3月9日(木)〜2017年9月3日(日)

開館情報

時間
11:0018:00
金曜日・土曜日は20:00まで
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
年始年末休館、その他館が定める日
入場料無料
展覧会URLhttp://www.intermediatheque.jp/ja/schedule/view/id/IMT0134
会場インターメディアテク
http://www.intermediatheque.jp/ja/
住所〒100-7003 東京都千代田区丸の内2-7-2 JPタワー 2F、3F
アクセスJR東京駅丸ノ内南口より徒歩1分、東京メトロ千代田線二重橋前駅4番出口より徒歩約2分
電話番号050-5541-8600 (ハローダイヤル)
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