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工芸未来派 「工芸ブリッジ」

GYRE GALLERY
終了しました

アーティスト

桑田卓郎、木谷洋、見附正康
本展で紹介する作家たちは、工芸と現代アートを繋ぐものたちだ。
工芸に新しい可能性を開いている。
工芸の特徴である素材と技法を活かし作品を制作している一方で、
現代アートを拡張するのである。
特徴はいくつかある。今回はふたつの方法を紹介したい。
ひとつは、伝統的な技法を再解釈し、再構成する見附正康。
土地に残る技法様式を元に制作し発展させる。見附であれは九谷の絵付である。
特徴は技法、様式を原理的な姿勢で探求し、他人がマネのできないところまで高めていく。
作品の姿は、皿や器などであり、従来の工芸的な姿を踏襲していて、比較的穏やかである。
もうひとつは、現代アートの文脈の中で工芸的なテーマを移植しているタイプの作家だ。
ここでは、桑田卓郎と木谷洋を紹介する。工芸的な姿勢を持ち、
工芸技法を使い、工芸的な歴史観を参照するのであるが、一方でコンセプトを重視し、
批評性や表現力を大事にし、そこで勝負する。技法は工芸であるが、展開方法は、現代アートという特徴を持つ。
キュレーター: 秋元雄史(東京藝術大学大学美術館館長・教授、金沢21世紀美術館特任館長、美術評論家)

会場: GYRE 3階

スケジュール

2017年8月23日(水)〜2017年9月27日(水)

開館情報

時間
11:0020:00
入場料無料
会場GYRE GALLERY
https://gyre-omotesando.com/art/
住所〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-10-1 GYRE 3F
アクセス東京メトロ千代田線・副都心線明治神宮前駅5番出口より徒歩4分、東京メトロ半蔵門線・千代田線・銀座線表参道駅A1出口より徒歩5分、JR原宿駅表参道口より徒歩6分
電話番号03-3498-6990
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