終了した展覧会・イベントです

田村友一郎 「試論 : 栄光と終末、もしくはその週末 / Week End」

小山市立車屋美術館
終了しました

アーティスト

田村友一郎
キュレーターの服部浩之とアーティストの田村友一郎は約一年前から小山市を定期的に訪れ、観察し、議論を重ねてきました。そのような過程で、服部は小山市立車屋美術館の成り立ちや独自の規模感、そして美術館に内包されるプライベートとパブリックが侵食しあう特異なあり方に興味を持ち、公共施設としての美術館の可能性を改めて考えています。対して田村は、美術館の公用車である「日産グロリア」に着目しました。戦後の高度経済成長から導かれた豊かな生活を象徴する存在であった車から、日本の地方都市の現状や、将来の姿へと切り込んでいきます。本展では、この日産グロリアを起点にしつつも、小山市にゆかりのある著名人へのインタビューや車屋美術館を舞台とした映画の制作などを通して、交わることはあり得ないと思われる複数の出来事や物語が接続していくことで、現在を逆照射するパラレルワールドを築きます。ますます先の見えににくくなりつつあるこれからの社会に対して、私たちはどう過去と折り合いをつけ、より良い生活のあり方を見出すことができるのでしょうか。芸術という術を介して考えていきたいと思います。
[関連イベント]
オープニングセレモニー、アーティスト&キュレーターギャラリーツアー
日時: 2017年9月23日(土)14:00~

スケジュール

2017年9月23日(土)〜2017年11月26日(日)

開館情報

時間
9:0017:00
休館日
月曜日
毎月第4金曜日は休館
祝日の翌日休館

オープニングパーティー 2017年9月23日(土) 14:00 から 00:00 まで

入場料一般 400円、大学生・高校生 250円、中学生以下 無料
展覧会URLhttps://tamura-hattori.exhb.jp/
会場小山市立車屋美術館
http://www.city.oyama.tochigi.jp/site/kurumayamuseum/
住所〒329-0214 栃木県小山市乙女3-10-34
アクセスJR宇都宮線間々田駅西口より徒歩5分
電話番号0285-41-0968
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