「江戸に長崎がやってきた! 長崎版画と異国の面影」

板橋区立美術館

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[画像: 大和屋版「阿蘭陀船入津ノ図」 (長崎歴史文化博物館)]

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祝砲を放ちながら長崎港に入港するオランダ船や唐船、ギヤマンの杯や肉料理が並ぶ出島商館員の食卓など、海外との貿易都市である長崎に材を求め、異国趣味に溢れた町の雰囲気を伝える版画があります。江戸中期から100年以上もの間、長崎で版行され、主に土産物として親しまれた「長崎版画」です。
市中にあった複数の版元が、制作から販売まで一貫して手掛けたこれらの版画には、作者の署名どころか、版元名すらないこともしばしばでした。実態は謎に包まれていますが、西洋画法に秀でた荒木如元や川原慶賀、舶来画を鑑定・模写する唐絵目利まで様々な画人が関わったと推測されています。また、版元・大和屋に入婿した磯野文斎のように、合羽摺を主とした長崎版画の世界に、江戸仕込みの本格的な多色摺で挑み、洗練された作品を世に送り出した絵師もいました。
本展覧会は、長崎版画の源流とされる蘇州版画や、その影響が色濃い初期作品から、報道性を盛り込んだ幕末の作品まで約100点により、長崎版画の多彩な魅力を紹介する近年にはない試みです。さらに、長崎で描かれた異国の面影を感じさせる肉筆作品約30点も展示し、長崎版画を取り巻く諸相を探ります。

[関連イベント]
いずれも当館講義室にて(聴講無料、先着100名)
「長崎版画と異国趣味」
日時: 3月11日(土)14:00〜15:30
講師: 成澤勝嗣氏(早稲田大学文学学術院 教授)
「出島の暮らしと描かれたオランダ人」
日時: 3月18日(土)14:00〜15:30
講師: 松井洋子氏(東京大学史料編纂所 教授)
「長崎版画入門」
日時: 3月20日(月・祝) 14:00〜15:30
講師: 植松有希(当館学芸員)

メディア

スケジュール

2017年02月25日 ~ 2017年03月26日

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