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[画像: ウィリアム・ブレイク「ヨブ記」の挿絵より「天地創造」(1825)]

「ウィリアム・ブレイクと神の世界」展

高崎市美術館
終了しました

アーティスト

ウィリアム・ブレイク、ジョン・マーティン、アルブレヒト・デューラー
紀元前に編纂されたギリシア神話、世界の始まりから終わりまでの神と人とのかかわりについて書かれた『聖書』は、西欧の美術・文学・音楽などの芸術に大きな影響を与えた2大源流と言えます。13世紀後半にイタリア・フィレンツェで生まれたダンテ=アリギエーリによる長編叙事詩『神曲』、17世紀にイギリスで活躍した詩人ジョン・ミルトンの『失楽園』などはギリシア神話や聖書の世界観がベースになっています。これら後世に名を残す偉大な名著は、多くの芸術家たちの創作の源になり続けています。さらに、イギリス・ロマン主義芸術の先駆けを成したウィリアム・ブレイクは、ダンテの『神曲』や『聖書』を独自に解釈し、幻想的な挿絵を制作しています。また、『神曲』に描かれた地獄の構造や、ミルトンの『失楽園』における神に反旗を翻し戦いに敗れ堕天使となったサタンの姿は、今もなお様々なジャンルに踏襲され描かれています。本展覧会では、郡山市立美術館所蔵のローダー・コレクションの中からウィリアム・ブレイク《『ヨブ記』の挿絵》、《ダンテの『神曲』のための連作》のほか、ジョン・マーティン《ミルトンの『失楽園』の挿絵》、町田市立国際版画美術館所蔵のアルブレヒト・デューラー『小受難伝』より《楽園追放》などの版画作品を展示するとともに、物語の内容もわかりやすく解説します。また、マンガ、映画などに登場する現代に描かれた新しい神々の姿もあわせてご紹介します。
[関連イベント]
1.ワークショップ「自分だけの天使と悪魔を描こう!」
講師: 藤倉美緒(イラストレーター)
日時: 7月22日(土) 午後2時~
場所: 高崎市南公民館
定員: 20名(予約先着順)
対象: 小学生以上
材料費: 無料
申し込み: 7月9日(日)午前10時より高崎市美術館にて電話受付をいたします。(027-324-6125)
2.ワークショップ「モンスターのお面をつくって仮装してみよう!」
講師: なかのひろか(アーティスト)、美術館スタッフ
日時: 7月29日(土) 午後2時~
場所: 高崎市南公民館
定員: 20名(予約先着順)
対象: 小学生以上
材料費: 100円
申し込み: 7月9日(日)午前10時より高崎市美術館にて電話受付をいたします。(027-324-6125)
3.スペシャルギャラリートーク「ウィリアム・ブレイクとは何者か」
講師: 菅野洋人(郡山市立美術館 学芸員)
日時: 8月11日(金・祝) 午後2時~
場所: 高崎市美術館 展示室内
対象: どなたでもご参加いただけます
参加費: 無料(要観覧料)
申し込み: 予約は必要ありません 

スケジュール

2017年7月8日(土)〜2017年8月31日(木)

開館情報

時間
10:0018:00
金曜日は20:00まで
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌平日休館
祝日の翌平日・展示替期間・年末年始休館
入場料一般 500円、大学性・高校生 300円、中学生以下無料
展覧会URLhttp://www.city.takasaki.gunma.jp/docs/2017051100038/
会場高崎市美術館
http://www.city.takasaki.gunma.jp/docs/2014011000353/
住所〒370-0849 群馬県高崎市八島町110-27
アクセスJR高崎駅西口より徒歩3分
電話番号027-324-6125
関連画像

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