高山明 「マクドナルド放送大学」

MISA SHIN GALLERY

poster for 高山明 「マクドナルド放送大学」
[画像: Takayama Akira, McDonald’s Radio University, 2017, Frankfurt.]

このイベントは終了しました。

高山明は、1969 年生まれ、インスタレーション、ツアーパフォーマンス、社会実験的プロジェクト、言論イベント、観光ツアー、ビデオなど、通常の形式の演劇という手法を離れ、現実の都市や社会の中で演劇の概念の拡張する活動を追求している演劇ディレクターでありアーティストです。
「マクドナルド放送大学」は、町中のマクドナルドを大学に変えるアートプロジェクトです。「教授」はなんらかの理由で故国を離れることになった移民や難民で、「学生」はマクドナルドに入店しハンバーガーやコーラとともに「教授」のレクチャーを注文して聴講することができます。2017 年、ドイツ、フランクフルト市内に点在する実際のマクドナルド7店舗において初演されました。「教授」はマクドナルド店内のどこかでピンマイクを通して講義を朗読し、その声は高山明 マクドナルド放送大学 2017 年 フランクフルト 写真:蓮沼昌宏トランスミッターによって送信され、観客はカウンターで受け取ったポータブルラジオなどの受信デバイスとイヤホンで、店内で「学生」としてリアルタイムで講義を聴講します。フランクフルトでの教授陣は、アフガニスタン、シリア、パキスタン、ガーナ、イランなどから、ここ数年の間にドイツにやってきた「難民」と呼ばれる人々で、哲学、音楽、建築、生物学、自然科学、ジャーナリズムなどの全15 科目が用意されました。グローバル資本主義の象徴であり非健康的なファーストフードというイメージをもつマクドナルドは、階級やコミュニティーの分断があからさまに可視化しているヨーロッパにおいて、労働者と客の両方に渡り、最も移民や難民を受け入れ、多様な人種、民族、宗教、年齢層の人々が共存する空間でもあるのです。そのマクドナルドを舞台にすることで、高山はアートが社会問題を上から批判することの欺瞞を暴きながらも、このプロジェクトが現実世界から「学ぶ」ことを促す転換装置となりうることを提案しています。
MISA SHIN GALLERY における「マクドナルド放送大学」では、実店舗ではなくマクドナルドを模したギャラリー空間で行われます。今回の「教授」は、高山が企画した難民をガイドに東京を旅する「新・東京修学旅行 中国残留孤児編」に参加する中国帰国者の方々で、彼らとともに制
作した新しい講義に加えフランクフルトとベルリンで制作された 25 科目からセレクトされた 10
科目が提供されます。初日の 11 月 23 日(祝)には、「教授」たちによる講義をライブで聞く
ことができます。

メディア

スケジュール

2018年11月23日 ~ 2019年02月02日

オープニングパーティー 2018年11月23日18:00 から 20:00 まで

アーティスト

高山明

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