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「西洋古版画にみる『複製』と『創作』」
終了した展覧会・イベントです
[画像: ザカリアス・ドレンド(版刻)他 《真理》 16世紀末-17世紀初め エングレーヴィング]
「西洋古版画にみる『複製』と『創作』」
町田市立国際版画美術館
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西洋古版画の巨匠であるアルブレヒト・デューラーとレンブラント・ファン・レインは、自ら絵を構想し、自ら版を作り、自ら作品を刊行した画家-版画家でした。一方、本展出品の16-17世紀の西洋古版画は主に画家と版画家、そして版元らによって共同制作されたもの。既存の作品や画家の素描、版元の意向が反映された下絵などをもとに、版画家が版を刻んでいるのです。 現在、前者の作品は「創作版画」、後者は「複製版画」と呼ばれています。それぞれを美術家による「美術品」と、職人による「複製品」と見なしていると言い換えることもできるでしょう。ここには版画を単なる印刷の「技術」としてではなく、絵画や彫刻と同じ「美術」として見なすことで生じる優劣が反映されているといえます。ただし、このような見方は19世紀頃に成立したものです。実際の作品や歴史的・社会的背景に目を向けると、今日的な「複製」と「創作」の考え方では語りきることのできない世界が広がっています。また原画や下絵を版におこすときの版画家の解釈によって、もとの絵とは違った版画独自の魅力をたたえた作品も少なくありません。
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スケジュール
2018年4月11日(水)〜2018年6月17日(日)
開館情報
時間
10:00 〜 17:00
土曜日・日曜日・祝日は17:30まで
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
年末年始休館
入場料
無料
会場
町田市立国際版画美術館
http://hanga-museum.jp/
住所
〒194-0013 東京都町田市原町田4-28-1
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アクセス
JR横浜線町田駅ターミナル口より徒歩12分、小田急線町田駅東口より徒歩15分、小田急線町田駅西口より神奈川中央交通バス「高ヶ坂センター前」より徒歩7分
電話番号
042-726-2771
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