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「堀内正和展 おもしろ楽しい心と形」

神奈川県立近代美術館 葉山
終了しました

アーティスト

堀内正和
堀内正和は、日本の抽象彫刻を代表する作家の一人で、次世代の彫刻家たちに大きな影響を与えました。東京高等工芸学校在学中の1929年に18歳で第16回二科展に初入選。早くから抽象彫刻を志した堀内は、戦争中に一時制作を中断しますが、戦後、活動を再開させると、サンパウロ・ビエンナーレやインド・トリエンナーレなどにおいて、海外にも広く紹介されました。堀内は、抽象彫刻の分野にあって触覚的な感覚を意識的に取り入れ、身体の一部や身の回りにある形をヒントに作品を制作しました。なかでも《ウィンクするMiMiちゃん》(1967年)や《指の股もまた股である》(1968年)といった、鑑賞者が覗き込むことで完成する「のぞき(NOZOKI)」の逆読みから命名された「IKOZON」彫刻では、独自のエロスやユーモアが存分に発揮されています。
本展では、具象から抽象へと変化を遂げた1950年代に着目しつつ、初期から晩年までを約40点の彫刻作品でたどります。さらに堀内の思考の過程で生み出された紙彫刻(ペーパー・スカルプチュア)を多数展示し、機知とユーモアあふれる作品を創り出した作家の思考を紐解きます。

スケジュール

2018年12月8日(土)〜2019年3月24日(日)

開館情報

時間
9:3017:00
※最終入館は16:30まで
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館
展示替期間、年末年始は休館
備考
12月29日〜1月3日は休館
入場料一般 1200円、20歳未満・学生 1050円、65歳以上 600円、高校生 100円、中学生以下と障害者手帳等をお持ちの方(および介助者原則1名) 無料
展覧会URLhttp://www.moma.pref.kanagawa.jp/exhibition/2018_horiuti
会場神奈川県立近代美術館 葉山
http://www.moma.pref.kanagawa.jp/
住所〒240-0111 神奈川県三浦郡葉山町一色2208-1    
アクセスJR横須賀線逗子駅または京浜急行電鉄逗子・葉山駅より京浜急行バス20分「三ヶ丘・神奈川県立近代美術館前」下車
電話番号046-875-2800
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