終了した展覧会・イベントです

「上野スタディーズ 2018」リサーチプログラム

黒田記念館
終了しました

アーティスト

岡部友彦、和田昌宏、山田創平、五十嵐泰正
2017 年にスタートした「上野スタディーズ 2018」は、この地域に関わるアートプロジェクトのリサーチを担っていく取り組みです。上野の歴史、自然、街、文化施設など、様々な分野で活動する人たちとアーティストの協働を促 すことで新たに映し出される上野を、レクチャーや記録集を通して多くの人たちと共有していきます。
※申込方法等詳細は公式ホームページをご覧ください。

第1回「芸術実践と人間の権利-アートの現場における〈対話〉と〈合意〉について考える」
日時: 7月29日(日)16:00〜18:30(受付 15:30~)
交通の要所である上野は、関東大震災や戦災、高度経済成長による人口の移り変わりを経ていく中で、外国人や社会的マイノリティが多く行き交う場所でした。UENOYESでは、こうした歴史を持つ上野のポテンシャルに光を当て、現代社会における上野の価値を発信すべく、インクルーシブ・アートプログラムを行っていき ます。
本プログラムでは、多様化する現代社会において、マイノリティの権利問題など様々な社会課題が生まれていますが、そのような課題に関わりながら表現活動や社会的実践を行っているゲストとともに、社会的課題とアートが関わる際に生じる様々な問題について考えます。アートと社会との関係はいかにして可能となるのか。またそうした実践の意義や可能性はどこにあるのかを考えます。
第1部 レクチャー(講師: 山田創平)
第2部 ラウンドテーブル(ゲスト: 岡部友彦、和田昌宏、山田創平 / モデレーター: 住友文彦)
場所: 黒田記念館 1Fセミナー室
定員: 70名
参加費: 無料

第2回「山と街 ― 近代日本の歴史の地層を歩く」
日時: 7月30日(月)10:00〜14:30(受付 9:45〜)
江戸期には将軍家ゆかりの寛永寺の寺町として、明治期にはさまざまな文化施設が集積するエリアとして栄え、各時代の権威の象徴ともいうべき側面を持つ上野。一方で、江戸期から庶民の行楽地/困窮者のアジール (聖域)であり、明治以降は東北との玄関口、近年では海外との玄関口として、さまざまな歴史的・社会的背景を持つ人々の受け皿となってきました。
本プログラムでは、上野の商店街におけるコミュニティやアイデンティティのあり方に関する社会学的調査に携わってきたゲストとともに、上野の山と街における歴史の重層性・多様性について、フィールドワークとレクチャーを通して考察していきます。
内容: 上野エリアをゲストとめぐりながら観察し、それを基にレクチャーを実施
ゲスト: 五十嵐泰正
集合場所: 東京文化会館前(JR 上野駅公園口側)
定員: 20名
参加費: 無料・昼食代自己負担

スケジュール

2018年7月29日(日)〜2018年7月30日(月)

開館情報

時間
09:3017:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館、年末年始休館
入場料無料
展覧会URLhttp://ueno-bunka.jp/news/uenoyes-ueno-studies-1807/
会場黒田記念館
http://www.tobunken.go.jp/kuroda/
住所〒110-8712 東京都台東区上野公園13-9
アクセスJR上野駅公園口より徒歩10分、京成線京成上野駅正面口より徒歩13分、東京メトロ銀座線・日比谷線上野駅7番出口より15分
電話番号03-3823-2241