二人はともに身の回りの出来事や風景をテーマに、自然世界を愛し崇拝する感覚を持って、創作活動を行っています。この二人の作品の親和性に気づいたワイフェンバックの発案で今回の二人展が実現しました。作品タイトルの「Heliotropism」は、花・植物や動物が太陽に向かう性質、向日性を意味します。二人の撮影スタイルは違いますが、ともに宇宙や自然に畏敬の念をもって創作に取り組んでいます。その作品の同じ方向性に注目して、二人で写真展タイトルを「Heliotropism」と決めたのです。本展では、ワィフェンバックは伊豆で撮影された”The May Sun”からカラー作品17点(デジタルC-プリント)、マクダネルは”Lifted and Struck”からカラー作品17点(デジタル・アーカイヴァル・プリント)を展示する予定です。なお特別展示として、ワイフェンバックは鳥のシルエットを抽象的にとらえた新作”Centers of Gravity”からモノクロ作品9点も展示します