今展では、会期を11月の4日間(11月15(木)-18日(日))、12月の5日間(12月18(火)-22日(土))の2期に分け、2つの会期の間に国分寺市switch pointでの個展「Jump Over the Flagpole」(11月29日(木)-12月15日(土))を挟み、鹿野作品の新たな見方や、作品への関わり方を模索し提示する試みを行ないます。鹿野は、サイコロ、トランプ、フィギュアなど、彼にとって幼少期から大変身近な身の回りのものを、サイズや質感を変えながら繰り返し繰り返し描いています。彼が描くものの見え方、作品の見え方を、展示の仕方や作品の組み合わせによって変化させようとする試みは、今までも行なって参りましたが、今展ではギャラリー空間という場所そのものを新たな装置として機能させることによって、新たなフェーズへと誘う展示を試みたいと思っております。