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「タータン - 伝統と革新のデザイン - 」展

三鷹市美術ギャラリー
終了しました
タータンは日本でも人気が高く、世代を超えて愛されているデザインです。ファッションにかぎらず、日用雑貨や室内装飾といったあらゆるところで目にするタータンですが、タータンそのものについてはあまり知られてはいません。
タータンの起源は、中央ヨーロッパに住んでいたとされるケルト人にまでさかのぼります。スコットランドの北西部ハイランド地方に定住したケルト人は、タータンと呼ばれる織物を日常着として用いていました。その後タータンは英国の歴史のなかで特異な運命をたどり、1746年から約35年間にわたりハイランド人の男性に対して着用が禁止された(一部の軍人を除く)時期がありました。ハイランド文化を復興しようとする動きによって1782年にそれらの禁令は解除され、スコットランドを象徴する文化として再び脚光を浴びるようになります。
本展では、これまで日本ではあまり目にすることがなかった様々なタータン生地約100点をはじめ、19世紀前半にエディンバラで活躍した諷刺画家ジョン・ケイ(1742-1826)の作品など、タータンにまつわる美術作品や資料を通じてその歴史や社会的、文化的背景をご紹介し、様々な視点からタータンがもつ意味や魅力をさぐります。タータンの多彩な色彩や洗練されたデザインの数々とともにお楽しみください。
[関連イベント]
1.ワークショップ こどもアートクラブ「おいしいタータン」
おいしい色って何色?好きな食物の色をつかって小さな布を織ってみよう
日時: 2018年12月15日(土) 10:30~16:00
会場: 三鷹市美術ギャラリー、三鷹市芸術文化センターB1Fアートスタジオ *会場間の移動は路線バスとなります。
企画・進行: NPO MAG-net(マグネット)
対象・定員: 小学生~中学生・20人
参加費: 2000円(材料費込み)
※要申し込み。詳細は公式ホームページよりご確認ください。
2. 対談「戦後のメンズファッションとタータン」
登壇者: くろすとしゆき(服飾評論家)×石田原 弘(神戸タータン協議会会長、神戸松蔭女子学院大学非常勤講師)
日時: 2019年1月6日(日) 14:00~
会場: 三鷹ネットワーク大学(三鷹市下連雀3-24-3 三鷹駅前協同ビル3階)*展覧会場とは異なります
参加費: 無料
定員: 70人
申込方法: 三鷹市美術ギャラリー (0422-79-0033) へ電話予約(先着順)
3. 講演会「タータンの魅力」
講師: 奥田実紀(作家・タータン研究家)
日時: 2019年1月20日(日) 14:00~
会場: 三鷹ネットワーク大学(三鷹市下連雀3-24-3 三鷹駅前協同ビル3階)*展覧会場とは異なります
参加費: 無料
定員: 70人

スケジュール

2018年12月8日(土)〜2019年2月17日(日)

開館情報

時間
10:0020:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合はその翌日と翌々日休館
備考
月曜日が祝日の場合は月曜日開館しその翌日休館、12月29日(土)から1月4日(金)は休館
入場料一般 800円、65歳以上・大学生・高校生 500円、中学生以下および障害者手帳をお持ちの方は無料
展覧会URLhttp://mitaka-sportsandculture.or.jp/gallery/event/20181208/
会場三鷹市美術ギャラリー
https://mitaka-sportsandculture.or.jp/gallery/
住所〒181-0013 東京都三鷹市下連雀3-35-1 コラル 5F
アクセスJR中央線・総武線三鷹駅南口より徒歩1分
電話番号0422-79-0033
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