「藍白妙 德澤守俊 耀変妙 德澤光則」展

和光ホール

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[画像: 德澤守俊「朝鮮唐津半月手付鉢」(21.2×29.3×高さ24.5㎝)]

3日後終了

「温故知新」という有名な四字熟語があります。德澤守俊さんは、「温故創新(故きを温ねて、新しきを創る)」をモットーに作品を制作されています。「知新」を「創新」に変えたところが、守俊さんらしいと思います。この「創新」の姿勢は、ご子息の光則さんにもしっかり受け継がれています。これまで、唐津焼の多くの作家が古唐津の陶片を師とし、その技法や造形を学んできました。守俊さんは、人間国宝・十二代 中里無庵さんに師事し、独立後は福岡県須恵町皿山に割竹式登窯を築窯します。茶陶は、表千家の茶人であった父・成信さん(不洞庵)に学びました。守俊さんの根底には、茶の湯の精神があります。古唐津に学びながら、前人未到の新しい唐津に挑戦されるのも、茶の湯の精神と無関係ではありません。2007年、第54回日本伝統工芸展で「朝鮮唐津水指」が文部科学大臣賞を受賞し、「文化庁買上げ」となりました。大きな算盤の玉のようなフォルムに、白い藁灰釉の流れがオーロラのように口周りに広がる、フォルムと釉薬の流れが見事に融合した作品です。守俊さんの朝鮮唐津は、黒の鉄釉と白の藁灰釉が溶け合ってできる釉薬の景色が見所です。ご自身の言葉を借りれば、「時に瀧の光を受けた瀑布の如く」「時に凍夜のオーロラの如く」景色を求め、朝鮮唐津の釉薬の流れを最大限に活かすフォルムの追求に挑戦されています。特徴は、それだけではありません。唐津の魅力である「土味」を表現するため考案したのが、須恵器からヒントを得た「焼締め」の技法です。釉薬で全体を覆うのではなく、掛け残しの部分を見せることで、朝鮮唐津の新しい魅力を引き出しました。ご子息の光則さんは、茶陶を中心に活躍するいま最も注目される若手陶芸家です。唐津の陶土、釉薬に拘りつつ、自分らしい自由な造形に挑戦されています。とくに唐津の陶土を使い、無釉で焼締焼成した、螺旋状に彫刻した窯変が見事な水指や、エッジの効いた流線の美しい花入は、海外でも高く評価され、人気の作品です。今回、会場には初期古伊万里や古唐津の陶片が展示されます。古唐津の基本は小皿や向付、鉢といった食器類です。守俊さんの食器は、繊細で気品のある懐石の器です。料理を引き立て、使えば使うほど味わいが増します。
[関連イベント]
ギャラリートーク
日時: 11月10日(土)14:00~
司会: 美術評論家・森 孝一
※イベント詳細、お申し込み方法は公式ホームページよりご確認ください。

メディア

スケジュール

2018年11月09日 ~ 2018年11月18日

アーティスト

德澤守俊德澤光則

入場料

無料

アートスペースの開館時間

10:30から19:00まで
最終日は17:00まで

アクセス

〒104-8105 東京都中央区銀座4-5-11
電話: 03-3562-2111

地下鉄銀座駅A10出口より徒歩1分

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このイベントに行かれる際には、東京アートビートで見たとお伝えいただければ幸いです。

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