poster for 「KUDO / RAMA」展
[画像: 「工藤哲巳×カロル・ラマ」展示風景 ファーガス・マカフリー東京 2018.6.22 © Tetsumi Kudo and Carol Rama 写真: 丸尾隆一]

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本展覧会では、1962年から 2000年までに制作され、今日、私たちが直面している最も切迫した課題——対人関係、社会的、または環境学的なトラウマ——を予見する作品群 25点を取り上げ、日本およびイタリアの両作家の革新的な洞察力と実践を探求いたします。工藤とラマが共有する極端な感受性と、素材とマテリアルに対する破壊的ともいえる姿勢は、両者の作品を並べて観賞することでよりあらわになります。多種多様なファウンド・オブジェクト(「見出された対象」)を不気味に組み合わせることで、ひとの身体性と精神性の深みを探求し、制作を通じてポスト・ヒューマン(人間以降[の存在])の美的可能性を示唆しています。作家としてのキャリアの中で、両者の関心事は、唯物主義、セクシュアリティ、暴力性、そして消費主義などといった現代社会に生きる私たちにも広く深く関わる事柄ばかりです。しかしながら、政治性や倫理感に強く訴えかける作品ではなく、むしろ、「生きる」ということはどういうことなのか、という問いに対し、彼らは独創的かつ個人的な解釈を提示します。この普遍的な問いに挑む姿勢が、多くの現代美術作家の意欲の掻き立て、支持者を増やし、近年の関心の高まりにつながっているのです。20世紀、散在していた美術的傾向を独自の奇抜さと謎めいた作風と実践で横断した工藤とラマは、個としての構想そしてヴィジョンに忠実であることで、既存のカテゴリーに安易に還元されることを拒否してきました。ジェンダー、セクシュアリティ、エコロジーなどを特定づけるあらゆる条件や要因を取り上げつつも、彼らが捉え、提示する問題は、原型性、精神性、そして顕現性といった、普遍的なものなのです。

メディア

スケジュール

2018年06月26日 ~ 2018年08月04日

アーティスト

工藤哲巳カロル・ラマ

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