終了した展覧会・イベントです
[画像: 天球儀 市川裕司 2017 瑞聖寺蔵 撮影: 島村美紀 協力: コバヤシ画廊]

「宇宙に訊ねよ —ミュオグラフィが透視する科学と芸術の出会うミライ」

多摩美術大学美術館
終了しました

アーティスト

アーグネス・フス、市川裕司、岡村桂三郎、オトグラフ、加山又造、久保田晃弘、サラ・スタイゲルバルド、中島裕司、中野嘉之、中堀慎治、ノーマン・D・クック、林武文、マイケル・ホッシュ、山田真澄、行武治美
火山やビル、ピラミッドなど巨大物体を透かし見る技術「ミュオグラフィ」。それは1000万年の旅で地球に届いた宇宙線と、大気で生まれる素粒子「ミュオン」を観測する先端サイエンスです。 本展は時空と対峙するミュオグラフィと宇宙や自然と向き合い感性・思想を目で見て音で聞こえる「姿」にしてきた芸術の接点を探り、その融合が導くミライを占うものです。サイエンスは仮説の実証、芸術は感性の具現化をする分野ですが、実にそこには創造的行為で「目に見えないものを分かるようにする」究極の目的が共有されているのかもしれません。歴史上、ルネッサンス期には技術と芸術が共に「創造」の産物として「ART」と理解されたことは注目すべき認識でしょう。そして今、ここに芸術とミュオグラフィが出会いを果たし未知への誘惑と創造の地平が開きます。 本展ではメディアアートやサウンドアートの他に日本画・油画・ガラスなどのファインアート、さらにハンガリー出身作家がミュオグラフィ研究者とのインタラクションをベースにした公開制作を行います。またスイス・ジュネーヴを拠点としサイエンス&アートの融合世界を発信するart @ CMSからの参加、米国出身作家が手掛ける、科学の深い理解に基づいたデジダルペインティングによる「ミュオグラフィ絵物語」とも言うべき作品も発表されます。 宇宙と大地そして人智が交差するダイナミックなサイエンスと日本と欧米の感性が響く空間をどうぞご体験ください。
[関連イベント]
1. 講演会
日時: 5月20日(日)14:00~16:00 、5月26日(土)14:00~16:00、6月3日(日)14:00~16:00
2.公開制作
日時: 5月19日~27日 ※以降、会期中は制作作品が展示されます。
アーティスト: アーグネス・フス
音響制作: 後藤天
*詳細は公式ホームページよりご確認ください。

スケジュール

2018年5月19日(土)〜2018年6月17日(日)

開館情報

時間
10:0017:00
休館日
火曜日
火曜日が祝日の場合は火曜日開館し翌日休館
展示替期間・年末年始休館
入場料一般 300円、大学生・高校生 200円、中学生以下 無料
展覧会URLhttp://www.tamabi.ac.jp/museum/exhibition/180519.htm
会場多摩美術大学美術館
https://museum.tamabi.ac.jp/
住所〒206-0033 東京都多摩市落合1-33-1
アクセス小田急多摩線小田急多摩センター駅南口より徒歩7分、京王相模原線京王多摩センター駅中央口より徒歩9分、多摩モノレール多摩センター駅より徒歩10分
電話番号042-357-1251
関連画像

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