「アメリカ近代写真の至宝 ギルバート・コレクション」展

FUJIFILM SQUARE

poster for 「アメリカ近代写真の至宝 ギルバート・コレクション」展
[画像: ©Center for Creative Photography, Arizona Board of Regents]

11日後終了

本展は昨年のアンセル・アダムス展に続き、京都国立近代美術館所蔵の貴重なオリジナル・プリントを展示するものです。現代の写真表現は、1900年代にアルフレッド・スティーグリッツが提唱した「ストレート・フォトグラフィー」を出発点の一つとしています。絵画的表現から分離し、レンズの直截な描写を生かす写真独自の芸術を求めようとしたこの潮流は、フォト・セセッション(写真分離派)を中心として始まり、現在も世界中で発展しつづけるすべての写真表現の源流の一つを成したと捉えることができるでしょう。アメリカではその後、1932年にエドワード・ウェストンやイモジェン・カニンガム、アンセル・アダムスらによって「グループf.64」が結成され、ストレート・フォトグラフィーの美学がプリント作品として極められていきました。そして、1940年代、50年代に入ると、彼らと後進の写真家たちによって、アメリカの写真は自然や宇宙、人間の営みをも示唆する精神性に満ちた独自の写真表現へと進化していきました。本展は、京都国立近代美術館の協力を得て、同館所蔵の写真コレクション「ギルバート・コレクション」より、「近代写真の父」と称されるアルフレッド・スティーグリッツをはじめ、イモジェン・カニンガム、エドワード・ウェストン、アンセル・アダムス、ハリー・キャラハンら、アメリカ近代写真を代表する10人の写真家たちによる珠玉の写真作品、約70点を一堂に展示いたします。ギルバート・コレクションは、米国シカゴ在住のアーノルド&テミー・ギルバート夫妻が約20年間にわたり収集した世界屈指の写真コレクションです。1986年、その膨大な写真コレクションの中から精選された1,050点が京セラ株式会社によって購入され、日本初の大規模な写真コレクションとして京都国立近代美術館に寄贈されました。同コレクションの最大の特徴は、1930年代から50 年代のいわゆる近代写真の巨匠たちによる充実した作品群にあります。また、ニュー・バウハウス(シカゴ・インスティテュート・オブ・デザイン)の写真家たちによる作品を豊富に有している点においても特に優れており、内容、質ともに大変価値の高い写真コレクションとなっています。ギルバート・コレクションのまさに至宝というべき傑作の数々は、アメリカの近代写真の表現と歴史を、直に現代に伝えるものです。巨匠たちが追求し、その頂点を極めたオリジナル・プリントを通じて、現代の写真表現の源流を再認識し、写真表現の本質とは何か、これからの時代における写真の可能性がどこにあるのかを見つめ直すきっかけになれば幸いです。
会場: FUJIFILM SQUARE
[関連イベント]
ギャラリートーク
日時: 11月17日(土)、11月24日(土) 各日 14:00~、16:00~
参加費: 無料
出演: 牧口千夏(京都国立近代美術館 主任研究員・11月17日)、高橋則英(日本大学芸術学部写真学科教授・11月24)
※関連イベント詳細は公式ホームページよりご確認下さい。

メディア

スケジュール

2018年11月09日 ~ 2018年11月28日

入場料

無料

アートスペースの開館時間

10:00から19:00まで
年末年始休館

アクセス

〒107-0052 東京都港区赤坂9-7-3 東京ミッドタウン ウェスト1F
電話: 03-6271-3350

都営大江戸線・東京メトロ日比谷線六本木駅より直結, 東京メトロ千代田線乃木坂駅より徒歩5分

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