アニエス・ヴァルダ 「Bord de Mer」

BLUM & POE

poster for アニエス・ヴァルダ 「Bord de Mer」
[画像: Agnès Varda「Bord de Mer」(2009) Digital HD projection, Blu-ray aspect 16:9 color/sound, video, projection, sand Total running time: 1 minute, looped, 243.8 x 304.8 x 292.1 cm © Agnès Varda Courtesy Blum & Poe, Los Angeles/New York/Tokyo. 撮影: Ge

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フランスを代表する映画作家アニエス・ヴァルダの個展を開催いたします。東京で初の個展開催となる本展では、映像インスタレーション及び写真作品を発表いたします。当時のフランス映画シーンで先駆的作品となった「ラ・ポワント・クールト」(1955年) を生み出したヴァルダは、ヌーヴェルヴァーグの母とも呼ばれています。「5時から7時までのクレオ」(1961年)、「ヴァガボンド」(1984年)、「ジャック・ドゥミの少年期」(1991年)、「落穂拾い」(2000年) といった作家が手がけてきた数々の映画作品は、批評的にも高い注目を集め続けてきました。2003年には、作家自身の言葉を借りれば、「歳とった映画監督から若手ヴィジュアル・アーティスト」へと、転身を遂げ、時間、空間、現実性についての表象を巧みに、立体作品やインスタレーションを通じて表現してきました。本展は、過去、永続性、そして現在といった3つの異なる時間尺を描いた、日本語で海岸を意味するタイトルを持つ映像インスタレーション作品「Bord de Mer」(2009年) を中心として展開されます。正面のスクリーンに投影されたスチルイメージは、海景を映し、床上の台座には、寄せては返す波の動きを繰り返す映像が投影されています。この作家の心象風景とも呼べる一連のイメージ群は、観る者の足元へ向かって伸びていく小さな砂浜と溶け合っていきます。また、1950から60年代に制作されたヴィテージ・プリントも同時に公開されます。本作品は、ヨーロッパの街角を背景に、ヴァルダ作品に度々登場する彼女の偏愛的モチーフである猫への眼差しを捉えたものです。作家の初期の白黒の写真作品が持つその洗練さは、その後に作家が生み出していく革新的な映画作品の萌芽を示していると言えるでしょう。ほどなくして映画の分野で脚光を浴びるようになった作家にとって、写真というジャンルは、数々の映画作品や先の作品「Bord de Mer」といったヴィジュアル・アート作品の創造とも密接に結びついています。

メディア

スケジュール

2018年06月12日 ~ 2018年08月04日

オープニングパーティー 2018年06月19日18:00 から 20:00 まで

アーティスト

アニエス・ヴァルダ

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