終了した展覧会・イベントです
[画像: Mola from Elisabeth Hans Collection. (c) Diana Marks.]

エリザベス・ハンスコレクション 「MOLA - パナマの先住民クナ族の衣装と意匠 - 」

たばこと塩の博物館
終了しました
南北アメリカ大陸をつなぐ地峡部に位置するパナマ共和国では、クナ族という先住民が独自の生活様式を守りながら暮らしています。「モラ」は、元々はクナ語で、クナ族の女性が身につけている民族衣装のブラウスのことを意味します。かぶって着るブラウスの前面と背面の2枚の身ごろには、多重アップリケの手法で、様々な意匠がカラフルに刺繍されています。今では、刺繍そのものも、モラと呼ばれるようになり、欧米を中心にモラを収集している博物館も多くあります。1962年から77年にかけてパナマに滞在した、アメリカ人のエリザベス・ハンス氏(1924-1993)は、クナ族との交流を通してモラを収集し、一大コレクションを築きました。今回は、同コレクションより、日本初公開のものも含め、動物や植物をモチーフにしたモラを中心に約70点を展示します。独自の生活を続けるクナ族ならではのデザインや鮮やかな色合い、細かい縫い目など、日本ではなかなか目にする機会のない、貴重なモラの数々を紹介します。 
[関連イベント]
展示関連講演会
定員: 90名 当日整理券制
会場: 3階視聴覚ホール
時間: 各14:00〜
■9月9日(日)
「カリブの自然とモラのデザイン」
講師: Diana Marks(エリザベス・ハンスコレクション 管理者)
*英語での講演です。逐次通訳がつきます。
■9月17日(月・祝)
「コーヒー屋が40年かけて集めたモラ ~世界最高のパナマゲイシャコーヒーを飲みながら~」
講師: 鈴木 譽志男(日本コーヒー文化学会副会長、サザコーヒー会長)
■9月29日(土)
「モラのモチーフはどこにでも ~月と星、船と海の魔物、神話と霊界、チーチャの祭り~」
講師: 宮崎 ツヤ子(NHK文化センター講師、モラ研究家)
■9月30日(日)
「青山士(あきら)とパナマ運河 ~パナマ運河建設に貢献した唯一の日本人・土木技師~」
講師: 清水 弘幸(荒川知水資料館 アラボラ講座講師)
■10月7日(日)
「布貿易と植民地 ~中米にはどんな布が輸入されていたのか?~」
講師: 伏見 岳志(慶應義塾大学商学部 准教授)
※詳細は公式ホームページよりご確認下さい。

スケジュール

2018年9月8日(土)〜2018年10月21日(日)

開館情報

時間
10:0017:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
年末年始休館
入場料一般 100円、高校生・中学生・小学生 50円、65歳以上 50円、障害者手帳提示と付き添い1名 無料
展覧会URLhttps://www.jti.co.jp/Culture/museum/exhibition/2018/1809sep/index.html
会場たばこと塩の博物館
https://www.tabashio.jp/
住所〒130-0003 東京都墨田区横川1-16-3
アクセス東武スカイツリーラインとうきょうスカイツリー駅正面口より徒歩8分、都営浅草線本所吾妻橋駅A2出口より徒歩10分、東京メトロ半蔵門線・都営浅草線・京成線・東武スカイツリーライン押上(スカイツリー前)駅B2出口より徒歩12分、JR総武線錦糸町駅北口より徒歩20分
電話番号03-3622-8801
関連画像

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