佐藤允「+10」

KOSAKU KANECHIKA

poster for 佐藤允「+10」
[画像: 佐藤允 The end of a Joyride, 2018 Photo by Kenji Takahashi © Ataru Sato Courtesy of KOSAKU KANECHIKA]

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美術大学に入学して初めて、アートとは一体何なのかを意識するようになった佐藤は、絵を描く理由に対して、それまでに感じた事のない混乱を覚えました。そのことをきっかけに、自分の描いているものはそもそもアートとよべるものなのか、『新しいこと』はこの世に本当に存在するのか疑問を持つようになりました。2004年に発表された佐藤の作品の原点でもあるテスト用紙の裏の落書きをまとめた作品には、芸術的知識や野心は含まれておらず、それを振り返り考えるうちに、『アートの為のアート』や『新しさ』を目指すことを、絵を描く目的にはできないと考えるようになったと佐藤は述べています。純粋に、絵が描きたい、つまり、絵が面白いという思いから制作を続ける佐藤の作品は、意味や理由を求めないからこそ、強いエネルギーを持っています。 絵画というものへの真摯な興味と尊敬をもちながら、自身のなかから出てくる衝動を抑えず、またそこから背を向けずに制作に注力する佐藤の、その好奇心は鑑賞者にどのような反応をもたらすのでしょうか。『人や出来事に触れながら、思う、感じる、考える中で絵を描いている。つまり、僕にとって、生きているということがアートの前提であって、自分が自分のために、生きた人が人の為に作るもの、受け取るもの、そういうふうに今は思っている。それでも解らないことは解らないまま考え続けていこうと思う。アートや新しさについて考えることを、絵を描く目的や弊害にしたくないし、恐らく答えはずっと出ないだろう。』とにかく絵を描く事が好きなままで絵を描きたいという佐藤。今回の出品作品は前回の個展『求愛』から、表現方法がますます豊かに、多様になっています。佐藤の『+10』の挑戦に是非ご期待ください。

メディア

スケジュール

2018年06月09日 ~ 2018年07月21日

オープニングパーティー 2018年06月09日18:00 から 20:00 まで

アーティスト

佐藤允

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