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リリー・レイノー=ドゥヴァール 「わたしの疫病(本のように公共的な身体)」

アサクサ
終了しました

アーティスト

リリー・レイノー=ドゥヴァール
アサクサは、アーティスト リリー・レイノー=ドゥヴァールを招き、展覧会「わたしの疫病(本のように公共的な身体)」を開催いたします。レイノー=ドゥヴァールは、友人や家族、自身が教える学生など身近な人々との「劇団」を疑似的に構成し、神話やアイデンティティ闘争の重要人物について、アーティストとしての立ち位置から婉曲的な接続を試みています。フィクションとして、形象として、ある象徴として紐付けられたこれらの出来事は、作品とアーティストの身体、そして人物の経歴とメディアを介した知覚など、拮抗する力の境界を曖昧にしていきます。レイノー=ドゥヴァールは、こうしたパフォーマンスを「制度批判の慰みごと」の一形態と形容しています。

出展作は、2015年のヴェネチア・ビエンナーレ(「All The World’s Futures すべての世界の未来」総合ディレクター オクイ・エンヴェゾー) で発表された「わたしの疫病 (小さくささやかで悪趣味な血みどろオペラ)」に続く作品シリーズ。このなかでレイノー=ドゥヴァールは、エイズに関する自叙伝を端緒として、血液や精液によって広がる疫病が、個々の身体や社会に与える影響について語っています。インスタレーション、ダンス、読書セミナーなど様々な手法を通じて展示空間を侵食する本作は、鑑賞者のうちに培養され、拡散していきます。ジャン・ジュネ、マルグリット・デュラスらの小説や Tiqqun など多くの著作を引用し、集団的な政治行動やアイデンティティー形成に関する議論を呼び起こしています。

[関連イベント]
第6回「哲学の夕べ」-パリ五月革命をめぐって-
日程: 5月19日(土)〜6月10日(日)
会場: アンスティチュ・フランセ東京
参加費: 入場無料・飲食有料(映画を除く)

レイノー=ドゥヴァールによるアーティストトーク
日程: 5月19日(土)17:00〜18:00
会場: アンスティチュ・フランセ東京
参加方法: 予約不要 入場無料

スケジュール

2018年5月20日(日)〜2018年6月17日(日)

開館情報

時間
12:0019:00
休館日
月曜日、火曜日、水曜日、木曜日、金曜日
入場料無料
展覧会URLhttps://asakusa-o.com/lili-reynaud-dewar-my-epidemic-a-body-as-public-as-a-book-can-be/
会場アサクサ
https://www.asakusa-o.com/
住所〒111-0035 東京都台東区西浅草1-6-16
アクセス東京メトロ銀座線田原町駅3番出口より徒歩2分、つくばエクスプレス浅草駅B出口より徒歩5分、都営浅草線・東武伊勢崎線浅草駅2番出口より徒歩8分
電話番号090-8346-3232
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