ヘンク・フィシュ 「耕された土地の端で」

ワコウ・ワークス・オブ・アート

poster for ヘンク・フィシュ 「耕された土地の端で」
[画像: コズミック・ダンス #1 : 海の夢は船, 2018, bronze, wood, paper, h 90 cm]

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オランダの美術界を代表する彫刻家、ヘンク・フィシュによる7回目の個展『 At the edges of cultivated land 耕された土地の端で 』を開催いたします。フィシュは1950年にオランダのアイントホーフェン(Eindhoven)に生まれ、人間を想起させる独特な形態をもつ彫刻作品の制作を中心に、「不可視であるもの」に対する問いかけを続けている作家です。 詩を綴るような深い思索を制作の起点とし、そこから導き出された様々な思考の様相を作品を通して象ることで、知覚の可能性を物体として表現しています。
 
本展の中心となるのは2018年に制作された新作彫刻12点です。来日する作家本人がそれぞれに場所を与え、展示空間を構成します。彫刻の周囲には、フィシュ作品のもうひとつの側面である詩的なドローイング約20点が並べられ、独立した物体ともたらされた空間との相互干渉、そして関係性の複雑な折り重なり合いが魔法のように産み出されます。
今回の新作彫刻では、形態への新しいアプローチが試みられています。これまでと同様、ブロンズ製の鋳造像をベースとしながらも、透けるアクリルやガラス、電気仕掛けの動力、素朴な木片や模型などが組み合わさり、異なるもの同士の同居が繊細に演出されています。フィシュの芸術観には、対象を正確に知るために触れながら造形する制作過程や、その接触の感触自体の表現など、存在と非存在の境界線に注目するという特徴があります。ドローイング作品に描かれる図像も、作家本人が「目を閉じても描けるたぐいのもの」と語る、視覚以外の感覚から導き出されたものです。結合や接触を可視化することで、世界に対する理解と意識の解放のツールが用意されます。

日本での展覧会は、2012年にフィシュがキュレーションしたアイシェ・エルクメン等との3人展以来6年ぶりの開催です。同時発売予定のドローイング作品によるアーティストブック『 HENK VISCH drawings I hope everithing is good with you 』には、親交の深い日本人作家、奈良美智との交換書簡も収録されます。

メディア

スケジュール

2018年05月25日 ~ 2018年07月14日
5月26日は六本木アートナイトのため、開廊時間を22時まで延長いたします。

オープニングパーティー 2018年05月26日18:00 から 20:00 まで

アーティスト

ヘンク・フィシュ

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