山岡得七展

GALERIE PARIS

終了しました

アーティスト

山岡得七

愛媛県に生まれた山岡は、純朴な描線による大胆な構図や自由で伸びやかな色彩美で、愛する郷土の風景や自然を描きました。水彩とマジックカラーを併用するなど、技巧の開拓にも意欲的に取り組んだ作品は、当時の国画会のなかでも “異色” でした。戦後の教育環境へ問題意識を持ち、美術教育にも尽力した山岡は愛媛県内各地で児童絵画教室を開設し、その教え子は2000人以上にのぼると言われています。
その生涯には未だ謎も多く、行方が分からなくなった作品も多数ありますが、本展では、現存する数少ない作品の中から、約25点を展示いたします。愛媛県外では初の展覧会です。

スケジュール

2018年2月2日(金)〜2018年2月15日(木)