鈴木竹柏「百寿展 - 画室の星霜 - 」

日本橋髙島屋 6F / 美術画廊

終了しました

アーティスト

鈴木竹柏

鈴木先生は、大正7年（1918）神奈川県逗子市に生まれ、故中村岳陵の内弟子となり、日本画の技術と画家としての姿勢を学ばれました。その後、日展の気鋭作家により結成された一采社、始玄会などに参加し研鑽を積まれ、平成3年（1991）に日本藝術院会員に就任、平成19年（2007）には文化功労者として顕彰され、現在は現代日本画界の最高峰に位置する画家のおひとりとして高い極みに達しておられます。平成29年（2017）には白寿記念展が高島屋各店で大きく開催され、その衰えぬ彩管とさらなる高みを目指した画境に触れ、多くの人々が感動を新たにいたしましたが、その先生がいよいよめでたく百歳を迎えられます。本展では前回の個展とは趣を変え、百寿を記念に制作された、金地に峻険な山々を描いた幽玄に輝く新作小品をはじめ、昭和の時代から近年まで描きためてこられた素描や淡彩など、四季折々の花や実、冬木立や山の風景など、何気ない日常をとらえた楽しくも清々しい小作品を加え約40点を発表いたします。画室で積み重ねてこられた日々のご制作の足跡から、現在に至るまでの歳月に思いを馳せながら、魅力あふれる小品の数々をどうぞお楽しみください。

スケジュール

2018年12月5日(水)〜2018年12月11日(火)