Dion Soethoudt 「Temporary logic」

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東京のサラリーマンの日々の通勤における、即興的な問題解決策のドキュメント。この問題解決策と同じ方法論と理論を用い、どこの職場にもある典型的なオブジェクトへと変換する。プロジェクトの解説東京のサラリー(ウー)マンの日々の地下鉄通勤は、様々なコミュニケーション要素で装飾されている。なかでも細かい要素ながら非常に存在感を発揮しているのが「テーピング」だ。駅においてなにかを修復するときのデザイン的解決として、それが何であれ、ほとんどの場合「テープ」が主たる道具として用いられる。これら色とりどりで様々な種類のテープは、幅広い即興的デザイン行為や機能を見せてくれる。実用的で論理的なものから、意味をなさない不器用なものまで。最初の印象では「テーピング」は、その場しのぎで一時的な問題解決策のように見えるが、短期間で明らかな解決策がない場合、この解決策が長期にわたって利用されることも多い。少なくとも、どうしても交換する必要がでてくるまでは(別のテープで)。この理論と問題解決の形式は、例外なく、東京中の駅構内やその周辺の至るところで発見できる。こうしたおびただしい数のテーピングは、東京での日々の通勤の経験やコミュニケーションにおいて重要性(私の見る限りでは)を持つ、粘着質な「ディテール」なのだ。私のこうした関心は、地下鉄(駅)が東京の「過労死」問題の深刻さを実感する主要な舞台のひとつになっているという事実に由来している。地下鉄は、余分な睡眠を取るまたは自殺のための最もよく知られた現場のひとつになっており、犠牲となっているのは主にサラリー(ウー)マンだ。彼らは平均して年間20日間をこの地下鉄(駅)での移動に費やす。意識的にまたは無意識的のうちに、サラリー(ウー)マンはこの「テープ」と対話している。このようなコミュニケーションの真実に、盲目的に依存しながら。「Temporary logic」展でDion Soethoudtは、政府が東京の地下鉄で用いるのと同じ材料、方法論、理論を用い、それをどこの職場にもある典型的なオブジェクトとして変換して見せる。
[関連イベント]
ディオンのOngoing AIR 滞在報告会
日時: 5月26日 (土) 19:00~
参加費: 1000円(軽食+ワンドリンク付き、入場料込み)

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スケジュール

2018年05月23日 ~ 2018年05月27日

アーティスト

Dion Soethoudt

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