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「マルドロールの歌 NOUS SOMMES DANS UNE NUIT D’HIVER」展

LIBRAIRIE6 / シス書店
終了しました

アーティスト

ナディーヌ・リボー
Nadine Ribault/ナディーヌ・リボーは、1964年フランス生まれ。小説家。フランスのGallimard 社から数年に渡り、詩やエッセイを出版。2010年より言葉を必要とせずダイレクトに自身の視覚幻影を表現する為にコラージュを始める。シュルレアリスムに於ける文学や美術の影響を受け、特にトワイヤン/エルンスト/プレヴェール/レイモン・ルーセルの作品を好む。幼少の頃より、中国/ニュージーランド/ドイツ/コートジボワール/オランダ等様々な国で生活し、そこで出会った音楽/哲学/植物学/版画/映画から得た体験が現在の表現に至っている。2012年7月フランス/リールにて初めての個展を開催。2014年エディション・イレーヌにて「コラージュ作品集」刊行。2017年、L’Espace de dedansよりドローイング作品集を刊行。本業は作家でありながら、その稀有なインスピレーションにより、コラージュやデッサンを手がけており、今回展示される主要作品は、木炭、インク、鉛筆、顔料、パステルを使用した33点のドローイングです。いずれも「マルドロールの歌」の有名な章節(《太古からの大海原》、《パリの下水道のコオロギ》、《トローヌの市門めがけて翔ぶ梟》などの有名なくだり)や、印象的なフレーズ、人類への呪詛の言葉などからインスピレーションを得たもので、その章節のくだりが、それぞれのドローイングに、松本完治氏の新訳付きで展示されます。「マルドロールの歌」は、すでにフランス文学の古典として位置づけられていますが、ナディーヌ・リボーの読み方はそれとは違います。作品そのものより実際の生き方を重んじた、かつてのシュルレアリストと同様、あるいは、ロートレアモンことイジドール・デュカスを再発見してその価値を人類で初めて看破し称揚したアンドレ・ブルトンと同様、彼女は「マルドロールの歌」を、人類への愛憎と悲哀、その裏返しとしての造物主への激しい叛逆と呪詛を読み取り、魂で感じ、今世紀の末期的な物質文明と、殺伐たる現代世界に対峙し得るものとして、その精神を感受しています。

スケジュール

2018年4月7日(土)〜2018年4月22日(日)

開館情報

時間
12:0019:00
日曜日・祝日は18:00まで
休館日
月曜日、火曜日

オープニングパーティー 2018年4月7日(土) 17:00 から 19:00 まで

入場料無料
会場LIBRAIRIE6 / シス書店
http://www.librairie6.com/
住所〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南1-12-2 南ビル3F
アクセスJR山手線・埼京線・湘南新宿ライン恵比寿駅西口より徒歩2分、東京メトロ日比谷線恵比寿駅1番出口より徒歩3分
電話番号03-6452-3345
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