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「武蔵野美術大学日本画学科有志展 root map」

武蔵野美術大学
終了しました

アーティスト

青木麻里奈、有薗美鳥、石丸綾香、牛島みなみ、碓井和希
武蔵野美術大学日本画学科新4年生、新大学院2年生による展覧会、『武蔵野美術大学日本画学科有志展 root map』は、学生が自主的に運営し、作品を発表することを目的としたものです。ルートマップと聞くと、道、道筋を表す「route」を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。「root」は、根、根本という意味があり、複数形[roots]になると、人の民族的・文化的・社会的な起源、ルーツとして使われます。 今回の展示タイトルは、この2つの「ルート」のダブルミーニングとして名付けられました。 私たちは、日本画学科という大きな木の元にいます。「日本画」という言葉は、ヨーロッパからもたらされた「西洋画」に対して、日本の絵画と区別するために明治以降に作られました。そして現在もなお、千年以上根ざす伝統を受け継ぎつつ、時代とともに変化し続けています。その変化の中で、日本画とは何か、また日本画と西洋画の区別がはたして絵画表現にとって有効なのか、答えはまだ見つかっていません。 だからこそ、私たちは日本画とは何かを突き詰め、さらにはその枠組みを超えようと、伝統的な画材と自己表現との間で常に格闘してきました。その努力が発芽し、根をはり、枝分かれと成長を繰り返しながら、様々なところにまで広がっています。それらは、出発地点が同じでも、過程も目的も違います。密集したり、あるいは分離したりしながら、それぞれの目指す方向に広がっています。武蔵野美術大学日本画学科という出発地点。それぞれの表現やコンセプトを探しながら向かう未開の土地。その過程である今この時に展示する作品を、まるで探索するような気持ちで楽しみつつご鑑賞いただけましたら幸いです。
会場: 12号館地下展示室
出展作家: 青木麻里奈、有薗美鳥、石丸綾香、牛島みなみ、碓井和希、内村茉梨佳、大石日向子、岡田好美、小川南実菜、御調夏海、川上ゆうき、川口瑠菜、木内怜奈、北郷由羽、小林彩楓、小俣花名、佐藤果鈴、佐藤慧、佐藤茉優、志村夏子、鈴木優理子、多胡朱理、田代美幸、溜紗美、津上昌也、直江真音、貫井彩未、長谷部満莉愛、波多野亜耶、藤本日向子、本図珠己、松井望、宮本苑佳、宮本芙貴、村上優衣、望月禅観、山田友理、吉田有花、リュウショウキョク、若林沙奈映、秋葉麻由子、新井あかね、飯島夏香、岡原岳、奥西千早、斎藤梧太、佐々木綾子、シュウチシュエン、橘つづり、中村萌々、西村藍、濱田千晴、宮入惇、山崎茉莉絵、脇野あや

スケジュール

2018年4月28日(土)〜2018年5月10日(木)

開館情報

休館日
イベントにより異なる
入場料無料
会場武蔵野美術大学
http://www.musabi.ac.jp/
住所〒187-8505 東京都小平市小川町1-736
アクセスJR中央線国分寺駅北口より西武バス20分 「武蔵野美術大学」下車、西武国分寺線鷹の台駅より徒歩18分
関連画像

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