磯村暖 「LOVE NOW」

EUKARYOTE(ユーカリオ)

poster for 磯村暖 「LOVE NOW」

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アーティストとして各パラダイムにおける異質なものを照らし出してきた磯村暖は、自身の思想に基づき活動の場を広げ続けており、今年一年に限ってもARCUSproject助成による台北關渡美術での滞在制作や、タイのワットパイローンウア寺院での滞在制作のほか、新木場agehaで開催されたキースヘリング生誕60周年記念イベントでのコラボレーションや、香取慎吾の呼びかけによる「NAKAMA de ART」の抜擢など、社会とアートを柔軟に繋ぐアイコンとしても注目を集める存在となりつつあります。ワタリウム美術館での個展から1年ぶりとなる本展は、磯村暖の直近2年間の活動を凝縮した内容となります。
本展で会期中にも追加されていく地獄の亡者像は、磯村が近年継続して制作に取り組んでいる重要なアートワークの一つです。「同性愛の罪」、「国籍を持たない罪」といった罪状を表面に書かれた亡者像たちはどこか柔らかな佇まいを持ちながら、私たち鑑賞者と同じ地表に設置され、善悪が反転する可能性を示唆しています。また、タイにおいて1970年代から急速に定着したコンクリートを素材とする亡者像制作は、タイ社会とそれに相対する世界の背景を浮かび上がらせるのと同時に、日本におけるありえたかもしれない仏教美術や美術の受容について提示しているようにも見えてきます。その他、新作のドローイング作品と、在日ネパール人との協働作品「HOME PARTY, 2017」の再インストールや、LGBTQの当事者でもある磯村暖が台湾での同性婚をテーマに制作した「Joss Paper for the lovers, 2018」、そこから展開されていった「LOVE NOW, 2018」を展示します。
かつての社会的な違和感を取り上げる作風から発展し、LGBTQや移民、宗教といったキーワードを組み込んで制作してきた近年の活動を、未知の異物とのtrans=横断的な関わりとして総括する本展「LOVE NOW」は、「LOVE」が制約される現代の社会通念・パラダイムをアップデートし、不可能を可能にする為の呼びかけでもあります。

メディア

スケジュール

2018年11月30日 ~ 2018年12月24日

アーティスト

磯村暖

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