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野村絵梨 + 髙橋瑞稀 「流動的身体の旅」

GALLERY MoMo Projects
終了しました

アーティスト

野村絵梨、髙橋瑞稀
GALLERY MoMo Projectsでは、8月5日(月)から8月11日(日)まで野村絵梨と髙橋瑞稀による二人展「流動的身体の旅」を開催いたします。野村絵梨は1990年東京都生まれ。2017年に東京藝術大学美術学部彫刻科を卒業し、2019年同大学大学院美術研究科彫刻専攻を修了しました。2017年に安宅賞、同年第17回コミテコルベールアワード2018に入選し、2019年の修了制作は芸大美術館で買い上げとなりました。野村は彫刻というジャンルを縦横に駆使し、多様なモチーフを題材に選び、幅広い表現を試みています。自身がクィアであることを自認したことを機に、普段と違う姿に装うことや変身することがコミューニケーションに作用する影響に興味を持ち、2018年からマスクや面をモチーフとして取り入れた顔が見えない人物像の表現に取り組んでいます。それらの作品は、世界との断絶を思わせつつ人間を外見やヒエラルキーなどから解き放つ姿のようでもあり、多義的な要素を含んだものとなっています。髙橋瑞稀は1992年埼玉県生まれ。2017年に東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻を卒業し、2019年同大学院美術研究科絵画専攻日本画を修了。在学中の2016年、トーキョーワンダーシードに入選、学部での卒業制作作品は、帝京大学のコレクションに入りました。アート、言語、脳科学、地学、そして旅が好きと言う髙橋は、作品にその興味をいかんなく発揮し、作品のモチーフを学部在学中の幾分心象的な雰囲気を織り込んだ建築的な構造物などを描いた「Architecture series」から、大学院でのより抽象性を増した風景や植物を脳内の動きとリンクさせた「Brain series」へと歩を進めて来ました。自己組織と世界の関係性を可視化するための地図として作品を制作し、人間を「流動する生き物」と捉え、提示しようとしています。共に90年代生まれの技術的にも裏打ちされた、将来性を予感させる若いアーティストによる異なる表現方法での展示、猛暑の折短期間ですが高覧いただければさいわいです。

スケジュール

2019年8月5日(月)〜2019年8月11日(日)

開館情報

時間
12:0019:00
休館日
月曜日、日曜日、祝日
備考
会期中は無休
入場料無料
会場GALLERY MoMo Projects
http://www.gallery-momo.com/
住所〒106-0032 東京都港区六本木6-2-6 サンビル第3 2F
アクセス東京メトロ日比谷線六本木駅1b出口すぐ、東京メトロ日比谷線・都営大江戸線六本木駅3番出口より徒歩3分
電話番号03-3405-4339
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