春原直人 「巌 - 同時に生きる」

アートフロントギャラリー

poster for 春原直人 「巌 - 同時に生きる」
[画像: 「蒼連」 / 和紙、岩絵具、青墨 / 2000 x 6000 x 60mm / 2018]

2日後終了

春原(すのはら)直人は1996年長野生まれ、現在東北芸術工科大学大学院の日本画領域で学んでいる新進気鋭の美術家です。総合的な美術に憧れた春原は、悩んだ末に日本画を選んだといいますが、学部を卒業するときには日本画コースの最優秀賞を受け、その後石本正日本画大賞展奨励賞、クマ財団奨学生に選ばれるなど次々とその才能を開花させています。
山のある風景の中で育った幼少期、山形に移り住んでさらにフィールドワークとしての登山に目覚めた春原は、山をモチーフとした作品を多く制作しています。峻厳にそびえる山、あるいは丸みを帯びた山々などその大きな「気配そのもの」を出現させたいといいます。山に登り「感覚」を大切にしながらスケッチを行い、それを基にアトリエで本画を仕上げていきますが、墨、青墨、岩絵具、水干絵具などを駆使して、山の生成するプロセス全体を一枚の画面上に表そうと試みることもあり、一見モノトーンにみえる作品の中にも多視点で捉えられたレイヤーが見え隠れしています。
作家にとって2018年は地元山形での活動を通じてさらに作品の幅を広げる年となりました。肘折温泉を舞台にした≪ひじおりの灯≫では、厳しい自然と共に生きる村の人々の力を山々に重ね合わせ、灯篭の中の光が山々を静かに映し出す作品を発表。また山形ビエンナーレでは幅6メートルの屏風とともに「登る視点」と「観られる視点」を掛け合わせた映像作品を発表し好評を博しました。これらのグループ展は人なつこい作家が作品を通じて様々な出会いを経験し、作風に磨きをかける契機になっているようです。
今回の個展ではパノラマ風の大型作品に加え、部屋に飾れるサイズの作品も発表します。山に限らず、描く対象と自分との関係を模索し続ける春原の作風が、新たなフォーマットの中にどのように展開されるか期待されます。年を追うごとに変わっていく若いエネルギーの発露をぜひご覧いただければ幸いです。

メディア

スケジュール

2019年03月08日 ~ 2019年03月24日
月曜日・火曜日は休館

オープニングパーティー 2019年03月08日18:00 から 20:00 まで

アーティスト

春原直人

入場料

無料

アートスペースの開館時間

11:00から19:00まで
月曜休館

アクセス

〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町29-18 ヒルサイドテラスA棟
電話: 03-3476-4869 ファックス: 03-3476-1765

東急東横線代官山駅より徒歩3分

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このイベントに行かれる際には、東京アートビートで見たとお伝えいただければ幸いです。

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