宮崎啓太 「あるユートピアの可能性」

rin art association

poster for 宮崎啓太 「あるユートピアの可能性」
[画像: 宮崎啓太「白い閃光」( 部分 ) 2018 年 53x44x21cm 車のパーツ、紙 Photo: Arisa Kasai]

29日後終了

宮崎はロイヤル・カレッジ・オブ・アート(ロンドン)彫刻科で学んだあと、2015年、東京藝術大学大学院博士課程を修了し、現在はロンドンを拠点に活動しています。代表作では錆びた自動車の排気管やエンジンパーツなど、一度は役目を終えた物質が、宮崎自身の手から造形された紙やフェルト、また採取した音などと作品の中で融合され、ぎりぎりの均衡を保つ彫刻として強い存在感を放っております。また新シリーズの《ヴァニタス》では、メタリックで堅牢なケースの中心に車のヘッドライトが据えられています。ヴァニタスは16、17世紀のオランダの静物画に見られる主題であり、バロック期の精神を表す概念の葬祭用の美術工芸品、特に彫刻において虚栄のはかなさを喚起する意図をもっていました。本作ではギラついたヘッドライトの閃光のそばに、使われなくなった道具、インターネット上で入手した世界の砂、作家の行動範囲の中で選択して拾ってきたものなどが置かれ、時間の移ろいや虚栄のはかなさと深く結びついた情感を生んでいます。作家が制作した紙の造形物には、フリーペーパーや古紙、作家のドローイングや昔の証券等が使われ、安価な素材を抽象的に創作に変える作家の意図が表れており、象徴や寓意が散りばめられた本作の中には、ヴァニタスの主題が今日も昔も変わらない生活の普遍性のなかで変奏されています。宮崎が拠点としているロンドンのメディアでは、「黙示録」的と形容されることが多かった宮崎の作品。オブジェクトを工芸や彫刻・絵画の歴史的な制約から解き放ち、新しい美しさの形を探求することによって、安定した理性をゆるがし、複雑な未来を暗示するかのような象徴的な表現を作り出しています。

メディア

スケジュール

2019年01月13日 ~ 2019年03月24日

オープニングパーティー 2019年01月13日18:00 から 20:00 まで

アーティスト

宮崎啓太

ホームページ

http://rinartassociation.com (アートスペースのウェブサイト)

入場料

無料

アートスペースの開館時間

11:00から19:00まで
月曜・火曜休館

アクセス

〒370-0044 群馬県高崎市岩押町5-24 マクロビル
電話: 027-387-0195 ファックス: 027-387-0196

JR高崎駅東口より徒歩8分

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このイベントに行かれる際には、東京アートビートで見たとお伝えいただければ幸いです。

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