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「インポッシブル・アーキテクチャー もうひとつの建築史」展

埼玉県立近代美術館
終了しました

アーティスト

会田誠、安藤忠雄、磯崎新、ブルーノ・タウト、山口晃
建築の歴史を振り返ると、完成に至らなかった素晴らしい構想や、あえて提案に留めた刺激的なアイディアが数多く存在しています。未来に向けて夢想した建築、技術的には可能であったにもかかわらず社会的な条件や制度によって実施できなかった建築、実現よりも既存の制度に対して批評精神を打ち出す点に主眼を置いた提案など、いわゆるアンビルト/未完の建築には、作者の夢や思考がより直接的に表現されているはずです。この展覧会は、20世紀以降の国外、国内のアンビルトの建築に焦点をあて、それらを仮に「インポッシブル・アーキテクチャー」と称しています。ここでの「インポッシブル」という言葉は、単に建築構想がラディカルで無理難題であるがゆえの「不可能」を意味しません。言うまでもなく、不可能に眼を向ければ、同時に可能性の境界を問うことにも繋がります。建築の不可能性に焦点をあてることによって、逆説的にも建築における極限の可能性や豊穣な潜在力が浮かび上がってくる-それこそが、この展覧会のねらいです。約40人の建築家・美術家による「インポッシブル・アーキテクチャー」を、図面、模型、関連資料などを通して読み解きながら、未だ見ぬ新たな建築の姿を展望します。
[関連イベント]
1. クロストーク
日時: 2月11日(月・祝)14時30分~16時30分(開場は30分前)
出演: 五十嵐太郎(本展監修者・東北大学教授)×建畠晢(当館館長)    
会場: 2階講堂
定員: 100名 (当日先着順)
費用: 無料
2. レクチャー「インポッシブル・アーキテクチャーの起源と未来」
日時: 2月23 日(土)14時30分~16時00分(開場は30分前)
講師: 今村創平(千葉工業大学教授)
場所: 2階講堂
定員: 100名 (当日先着順)
費用: 無料
※イベント詳細・お申し込み方法は公式ホームページよりご確認ください。

スケジュール

2019年2月2日(土)〜2019年3月24日(日)

開館情報

時間
10:0017:30
休館日
月曜日
月曜日が祝日・県民の日の場合は月曜日開館
年末年始・メンテナンス日は休館
入場料一般 1200円、大学生・高校生 960円
展覧会URLhttp://www.pref.spec.ed.jp/momas/?page_id=386
会場埼玉県立近代美術館
https://pref.spec.ed.jp/momas/
住所〒330-0061 埼玉県さいたま市浦和区常盤9-30-1
アクセスJR京浜東北線北浦和駅西口より徒歩3分
電話番号048-824-0111
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