「ポート・ジャーニー・プロジェクト　OUR PLASTIC 展」

象の鼻テラス

終了しました

アーティスト

so+ba

プラスチックは手軽に手に入りますが、科学的に安定した物質で自然には分解されない性質を持つため、自然環境に流れ出した後は長年にわたって自然を汚染し続けます。プラスチックを飲み込んだ魚や動物を通じて、人間の身体にもプラスチックやそれに付着した有害物質が取り込まれる可能性があり、環境に配慮した生活を選択することで私たち人間にとっても、海の生物にとっても良い選択をすることができます。プラスチックストローを大量に飲み込んだウミガメのニュースを発端として、このような環境問題に対する機運が世界的に高まっております。
海を一望できる象の鼻テラスを拠点とした、世界各国の港町を繋ぐネットワーク〈ポート・ジャーニー・プロジェクト〉は、クリエイティブな街づくりを推進する世界各地の港町との文化交流を通じて、都市間のサスティナブルな関係構築を目指すプロジェクトとして、2011 年から活動しています。本展ではポート・ジャーニー・プロジェクトのメンバーとともに、昨今のこのような環境問題に対して、まずはプラスチックの現状を捉え直し、プラスチックの使用をやみくもにゼロにしていこうというだけではない提案や気付きを、身近なプラスチックの利用を通して来館者に伝えていきます。
メインアーティストに、ボート・ジャーニー・プロジェクトのメンバーであり、象の鼻テラスのコーポレートデザインも手がけるso+baを招き、世界の港町でのプラスチック利用をインスタレーションにして展示します。また、ワークショップやトークイベント、環境問題に取り組むドキュメンタリー映像の上映を開催。アーティスティックなアプローチによりプラスチックに対する意識を喚起するだけでなく、身近な問題として多くの人々が捕らえられるよう関連イベントを開催します。

スケジュール

2019年1月22日(火)〜2019年2月3日(日)