終了した展覧会・イベントです
[画像: 岡本太郎撮影 ≪土偶≫ 東大人類学教室 1956年3月23日]

「岡本太郎と日本の伝統」展

川崎市岡本太郎美術館
終了しました

アーティスト

岡本太郎、小沢剛、鈴木伸吾、天明屋尚
1951年11月、岡本太郎は東京国立博物館において縄文土器と出会い、その4次元的な造形力に衝撃を覚え翌年、美術雑誌『みづゑ』に「四次元との対話-縄文土器論」を発表します。これに端を発し、岡本はいわゆる「わび」「さび」とは異なる、他の東アジア地域からの文化的影響を受容する以前の、本来の日本の文化、日本人の美意識とは何かについて考察を深め、1956年、著書『日本の伝統』として結実させています。
同書のために岡本は本来の日本と考えた文化事象を、自らシャッターを切ってカメラに収めています。縄文土器・土偶、京都の古刹の中世の庭など。その写真は、岡本が撮影した写真のなかでも、記録性を超えた写真芸術の高みにまで到達しています。
本展は、『日本の伝統』をもとに、岡本による写真作品を中心として、「日本の伝統」とは何かを再考する機会となることを願って開催します。
[関連イベント]
◎「岡本太郎と日本の伝統」展開催記念公開シンポジウム【日本美術にとって伝統とは何か】
日時: 2019年6月2日(日)10:00~17:00
パネラー: 花井久穂(東京国立近代美術館工芸館)、島尾新(学習院大学教授)、玉蟲敏子(武蔵野美術大学教授)、稲賀繁美(国際日本文化研究センター教授)、三浦篤(東京大学教授)、佐々木秀憲(川崎市岡本太郎美術館)
※要申込み。会場、料金、申込み方法等詳細は公式ホームページよりご確認ください。

スケジュール

2019年4月27日(土)〜2019年6月30日(日)

開館情報

時間
9:3017:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
年末年始休館
備考
4月29日(月・祝)・5月6日(月・祝)は開館、5月7日(火)・5月8日(水)は休館
入場料一般 900円、大学生・高校生・65歳以上 700円、中学生以下 無料
展覧会URLhttp://www.taromuseum.jp/exhibition/current.html#20190312
会場川崎市岡本太郎美術館
http://www.taromuseum.jp/
住所〒214-0032 神奈川県川崎市多摩区枡形7-1-5
アクセス小田急線向ヶ丘遊園駅南口より徒歩17分、向ヶ丘遊園駅南口よりバス「生田緑地入口」下車徒歩8分、JR南武線武蔵溝ノ口駅または東急田園都市線・大井町線溝の口駅北口よりバス(向ヶ丘遊園駅南口行き)「生田緑地入口」下車徒歩8分
電話番号044-900-9898
関連画像

各画像をタップすると拡大表示します