終了した展覧会・イベントです
[画像: 宮本隆司「首くくり栲象」Ryuji Miyamoto ©2013]

「特別展示『首くくり栲象』」

小山登美夫ギャラリー六本木
終了しました

アーティスト

宮本隆司、羽永光利、余越保子
今回、小山登美夫ギャラリーでは、「首くくり栲象」の庭劇場での姿を追う宮本隆司の写真・映像展示と、余越保子の2010年制作の「Hangman Takuzo」(46分)の上映を、8月の5日間、行います。首くくり栲象さんは、自宅の庭を「庭劇場」と称し、月に2回程度パフォーマンスを行なっていたと聞きます。私は、今年の3月、宮本隆司さんの「首くくり栲象」写真集の出版記念展覧会を見るまで、恥ずかしながら、その存在すら知らなかったのです。なので、もちろん、庭劇場でのパフォーマンスも見ていません。でも、こんな人がいたのかという驚きと、以前衝撃を受けた羽永光利さんの写真「突っ立っている痙攣」の人物が同一人物だということを知り、彼の存在の仕方と表現を見ていただきたいと思い、今回の展示を企画しました。写真集に書かれた宮本さんの文章の中に「首くくり栲象は自身の行為にまつわる神秘的な想いを嫌っていた。『毎日、庭で首をくくっています』とごく普通のことをやっているように言っていた。『死に触れず、死を作品化する、あるいは生に触れず、生を作品化することはできるはずだ』とも書いていた。」(宮本隆司『首くくり栲象』写真集 BankART1929発行より)とあります。現代美術のアーティストである松澤宥、高松次郎、風倉匠につながるこの人間が、最後に選んだ表現の凄さを是非、見て見てください。

スケジュール

2019年8月27日(火)〜2019年8月31日(土)

開館情報

時間
11:0019:00
休館日
月曜日、日曜日、祝日

オープニングパーティー 2019年8月27日(火) 19:00 から 20:00 まで

入場料無料
展覧会URLhttp://tomiokoyamagallery.com/exhibitions/hangmantakuzo2019/
会場小山登美夫ギャラリー六本木
http://www.tomiokoyamagallery.com/
住所〒106-0032 東京都港区六本木6-5-24 complex665 2F
アクセス東京メトロ日比谷線・都営大江戸線六本木駅1b出口より徒歩2分、東京メトロ南北線・都営大江戸線麻布十番駅7番出口より徒歩8分、東京メトロ千代田線乃木坂駅5番出口より徒歩11分
電話番号03-6434-7225
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